《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てほしい)
魯山人の星岡窯跡は山崎小学校のすぐ近く。
空地だが、庭の要素が遺されていた。
長いあいだ放置されたままであったのが、最近整備されたようで、朽ちかけた門と垣根が取り払われ、新たに見通しの良い腰ほどの高さの竹垣が廻らされている。
どうやら入ることが可能のようだ。
ただし可能のようだ、というだけで、ボクが訪れた時にはトラ縞のフェンスがあり、チェーンが張られていた。
おそらく鎌倉市の管理なのだろう、すぐ隣が新設された『山崎・台峯緑地 北管理事務所』。
鎌倉市のホームページを探しても、星岡窯跡についての記事が出ていないので、入園はまだ先なのかもしれない。
今まで壊れた垣根の隙間から眺めていた星岡窯跡を観察できるのは有難いが、ちょっとがっかりなのは、中央辺りにテーブルが設置されてしまったこと。
テーブルやベンチは設置されてもいいだろうが、魯山人の求めた美観とはかけ離れた、あまりうれしくないテーブルであった。
置かれている位置もありがたくない。
ようやく気兼ねなく自由に写真が撮れると喜んだが、このテーブルに気付いたら、急速にその気持ちが覚めてしまった。
我々は勝手に口を挟むだけで申し訳ないが・・・、空間を活かす研究をしてほしい。
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