《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てほしい)
急斜面に突然現れる石切り場の跡。
鎌倉石は堆積岩だから、地層に沿って切り出せば、平行な掘削面が残ると思うのだが、意外にも切り込みの方向が不規則な場合もある。
この石切り場は比較的綺麗な方形を成し、斜め奥へと切り込まれている。
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急斜面に突然現れる石切り場の跡。
鎌倉石は堆積岩だから、地層に沿って切り出せば、平行な掘削面が残ると思うのだが、意外にも切り込みの方向が不規則な場合もある。
この石切り場は比較的綺麗な方形を成し、斜め奥へと切り込まれている。
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ハイキングコースを歩いていると、ヤグラとはちょっと異なる掘削穴があることに気付く。
鎌倉石の石切り場跡である。
建長寺奥の山頂近くは、湧水が少なく乾燥しているためであろうか、良質の鎌倉石が採れたようだ。
幾つもの石切り場跡がある。
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鎌倉を包むような山襞の尾根筋には通行が可能な小道が設けられていた。
今は、天園ハイキングコースなどでよく知られている。
ハイキングコース以外にも尾根筋は巧みに利用されていた。
もう一つ、鎌倉に特有な石造遺跡が尾根筋辺りに設けられていることがある。
ヤグラである。
掘削された山道は、長い年月を経て雨水によって浸食され、奇妙な造形を生み出している。
写真は、尾根近くの岩壁が家の軒下のようになったところだが、隣り合って連続したヤグラが浸食を受けた結果ではないかと思われる。
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凍りつくかなと期待していたのだが、さほど冷え込むこともなく、天気は小雨。
谷戸の溜池には水鳥が訪れるそうで、その観察会もあるそうだ。
たまたまサギが一羽だけ佇んでいた。
何となく撮ってしまった。
広角レンズしか持っていないので、米粒のように小さい。
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細竹群が迫っている。
どこへ行っても細竹ばかり。細竹軍だ。
ぼやきたくもなる。
撮影者の背後にヤグラがあるため、その観察ができるように竹が切り払われている。