一昨年、大雨により鎌倉の各所で山の斜面が崩れた。
未だにハイキングコースの一部が不通のままだ。
朝比奈の切り通しもその一つで、開通していないということから、立ち寄ることは避けていた。
大雨以降、はじめて訪れてみた。
峠の左右崖面の迫っている辺りが大きく崩れたことを知った。
未だに崩れ落ちた土砂が崖下に溜まったままで、草木が茂りつつある。
他にも各所で崖面が露になっている。
人の手以外に、鎌倉の地形は、このようにして形成されたのであろうなと、改めて感じ入ってしまった。
写真は切り通しの鎌倉寄りの中ほど辺り。
鎌倉石ではなく、硬質の安山岩の石垣が遺されている辺り。
近代の石垣であろうが、江戸時代、あるいはそれ以前に何らかの建物があったのだろうと思う。
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