今泉不動の背後の山を削り取ってゴルフ場を造成したのはいつ頃だろうか。
木々が茂って判り難いため、まったく気づかずにいた。
とある日、不動尊の裏に回ったところ、すぐ隣でゴルフ場のための整地をしている最中であった。30年も前のことである。
不動尊の前を、岩を切り崩しながら流れる細流は砂押川に交わる。
ここに陰陽の瀧がある。
人気のない時間に来るのがいいだろう。
男瀧も女瀧もゴルフ場から流れ出ていると考えないようにしている。
有難みが薄れてくるではないか。
かつて、修験者が瀧にうたれて修行したと言われるような、この空気感は残し伝えたい。
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