大御堂ヶ谷の東隣が、釈迦堂の洞門のある谷戸だ。
この辺りの山の上、即ち尾根筋近くには、数多くのヤグラがある。
山の頂はかなり険しい。
なぜ滑落しそうなほどの急峻なところに、高いところにヤグラを設けたのだろう。
土地の有効利用であろうか疑問である。
さて、現在、釈迦堂の洞門は崩落が頻繁に起こっているため通行ができない。
洞門へ向かう途中も崩落している。
写真は、その支谷戸。
木々や下草が茂って藪化しているが、大きくは育っていないため、比較的明るい。
ただこうなると、どこにでもある谷地の風景か。
山の上の方にまで家が建っている。
谷戸の写真は冬場に撮ることにしている。
特にこれからの季節は木々が茂って谷戸の地形が判り難くなるのだ。