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3軸理論®/骨格ランニング®

【半月板と十字靱帯】 オフロードバイクとランニング

2021-07-07 17:56:48 | 骨格リセットストレッチ
半月板や前十字靱帯、後十字靭帯を断裂し、前十字靱帯のみ再建手術を行っています。

前十字靱帯の再建術といえば、ほぼ確立されてきたようですが、全員が病院で運動機能に問題のないところまでリハビリができるかというと、難しいところもあります。

それは、科学的数値としての可動域や筋力ばかりを重んじるばかりに、運動機能をおろそかにされてしまうケースも少なくないようにみえます。

今回は、手術後の運動機能改善コンディショニングのお話。



トレーニングイメージ

○0代女性 スポーツ:オフロードバイク

手術後、
病院での可動域訓練も終わり、
いよいよバイク復帰を目指すために筋トレをしたいということで、
パーソナルトレーナーを探されたそうです。

体のことはもちろん、
オフバイクの話で盛り上がり、
トレーニング受講を決められたとのことです。

ご受講当初、
膝の伸展制限を解消すべく、
ハムのストレッチや、
タオル潰し、レッグエクステンションなどで、
大腿四頭筋とくに内側広筋のトレーニングをされたそうです。
ここまでは教科書どおりです。

しかし、
股関節屈曲位での前腿の筋トレによって、
大腿直筋の短縮が助長され、
股関節伸展位での広筋群は活躍せず、
大腿筋膜張筋から腸脛靱帯の緊張が高まり、
膝関節は伸展するものの、
常時外反位で可動する状態になってしまいました。

この状態では、
半月板も他の靱帯にも悪影響を及ぼし、
膝の機能も十分に発揮できない状態です。

このまま筋トレを行なっても、
ライディングを楽しむどころか、
再受傷のリスクがあります。



トレーニングイメージ

上記、
膝関節に悪影響を及ぼしている筋肉の適正化、
さらに、
減弱している筋肉の機能を適正化し、
膝関節の不安定性を解消するだけでなく、
より機能的に力を発揮できるようにとプログラムを実施。

数値化できる科学的な側面も基準にはなりますが、
そこがゴールではありません。
しっかりとスポーツ活動に戻れること、
そして再受傷をしないこと、
できれば怪我をする前よりも良くすること、
そのようなイメージでプログラムを考えてみるのがオススメです。


動作としては、
以前はスイング走法での動作がメインでしたが、
現在はピストン走法での動き、
ライディングをおすすめしています。



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