第十かいこうを自在に操るには、身体を動かして舫いを取ったり、ハシゴを使って機関室に出入りしたりすることはもちろんのこと、風向きや潮を読んだり、海図を読んだりするので頭も使わなければなりません。
命が懸かっているので、おそらく普段は休んでいる脳の部分も駆り出されているでしょう。
第十かいこうは脳にも効くのです。
命が懸かっているので、おそらく普段は休んでいる脳の部分も駆り出されているでしょう。
第十かいこうは脳にも効くのです。
近年台風がたくさん来ます。
第十かいこうを今の桟橋に舫い始めて9月24日で1年が経ちました。
昨年9月、まだ九州に舫われていたとき、真上を台風が通過していき、船体が大分傷つきました。
横浜に来てからも、トラックを宙に舞い上げる程大きかった台風22号(2004年10月9日)が真上を通過していきました。
幸いにもこのときは被害は免れました。
舫っている桟橋から数マイル離れたところにある大きなマリーナでは、かなり大きな被害が出たようです。
そのマリーナには24時間インターネット経由で閲覧できる風向風速計があり、常時風の様子が分かって便利ですが、よくない風が吹いているときは気が気ではなく良し悪しです。
画像(右)は台風22号が桟橋に最接近した17時33分の風向風速計です。
主機などのメンテナンスを終え、2005年7月25日、ウォーミングアップと操船練習を兼ねて、浦賀のヴェラシスまでショートクルージングに出かけました。
道中、主機の調子や舵の効きを確認したり、新たに備えたGPSプロッタ魚探の機能を試したりしました。
ヴェラシスの桟橋では、フジテレビ系で放映されていたドラマ「海猿」のロケに遭遇しました。
第十かいこうと海猿は元同僚です。