よっちん。の納戸部屋

アコースティックなビートルズを、そしてコミックソングのようにおもしろい、童謡のようなオリジナル曲を歌っています♪

LIVERPOOLツアーのご報告Vol.5

2013-03-05 12:55:37 | Weblog
2月9日(土)

朝、起きてシャワーの後、昨日に決めた通り、バーガーキングへ。
店内はガラガラ。ちょっと嫌な予感。まさか、不味い?・・・
実際には不味くはなかった(少し雑味気味ではあったが)。

9時から、昨日のビートルズツアーの続きを見に市内近郊へ。

彼らが最後にリバプールで演奏したシアターや、ジョンレノンの生まれた病院など、丁寧に案内してもらった。





「少し早いけど、どうする?」と阿部さん。
「カサバクラブにはまだ行ったことがないんですよ」
「ちょっと遠いけど、じゃ行ってみる?」
「間に合いますか?」
「大丈夫。」

行ってよかった。カサバクラブとは、まだ若き日のクオリーメンが演奏した当時のままを保つ店。
予約すれば、店内に入る事が出来るが、今回は突然だったので入れなかった。





ここは、ビートルズ最初のドラマー「ピートベスト」のお母さんが始めたお店。
ここで初めて知ったことがある。それは-

ピートの母親は聡明な人で、商才にあふれていた。
コーヒーハウスを開業しようと準備を進めていた母は、開店パーティーに地元のバンドを呼ぶことにした。
出演バンドを探していたとき、このカサバクラブのすぐ近くにある、「LOWLANDS」という店で、クオリーメン
に入る前のジョージハリソンが3人組のギターバンドとして出演していたのだそうだ。





LOWLANDSからこのジョージのバンドを紹介されたピートの母は、バンドを希望していたので断った。
すると次はクオリーメンを紹介される。
母は、ジョンやポールの不良なイメージに好感を持てず、ためらったが、なんとその彼らがこのカサバクラブの
店内の内装やペイントを手伝いに来るようになったのである。
こうして次第に理解を深めた母は、クオリーメンに演奏させることとし、演奏したのである。

今もポールにとって、当時のままを保つこの場所は、とても大切な思い出の場所だそうだ。
これは知らなかった!

そんな貴重な場所を見て回った後は、いよいよ僕にとっても初めてのキャバーンのバックステージのライブだ!
ホテル近くで阿部さんと別れ、荷物を取りに戻った後、空腹だったが、歌う前なので
軽く「クノール」カップスープだけ飲んでキャバーンへ向かった。

キャバーンでバックステージに行こうとするとスタッフから止められた。
ん?何かあったか・・・?

よくよく話を聞くと、なんと!
ブッキングのJonがステージを使う段取りをしていなかった!
しかも本人は体調不良で不在・・・出たぁ!想定外トラブルだ!
何度も確認していたのにこういう事が起きるのです。

スタッフに出演の約束をしていたことを伝え、改めて出演交渉をした。
丁度、この日もフロントステージでTimのステージがあり、スタッフがTimに相談。
彼の持ち時間をわけてもらった。

バックステージでの演奏は今回、幻に終わったが、なんとかフロントステージでの演奏は確保。
またTimに助けてもらった。。。

ちなみにステージの写真は残念ながらありません。。。

我々の演奏が終わると、Timが「明日もおいでよ。夜は4セット、演奏があるので、是非、歌いに来て」
と言ってくれた。我々はもちろん「喜んで!」

長く楽しい夜が待っている予感、でした(笑)。