よっちん。の納戸部屋

アコースティックなビートルズを、そしてコミックソングのようにおもしろい、童謡のようなオリジナル曲を歌っています♪

The CAVERN CLUBデビューの日の出来事

2014-10-10 12:25:41 | Weblog
たいそうな話ではないですが、エピソードを少し。
でも、ボクにとっては結構大きな経験になった内容です。

2008年。リヴァプールのThe CAVERN CLUBデビューの日のこぼれ話です。

その1。

2人のアーチストとの出会いが、ボクのその後の活動に大きく影響することになりました。

初めて出演したその日の夜、The CAVERN CLUBのステージで、ある1人のビートルズ弾き語りに出会いました。
その人、実はジョン・レノンにそっくりな声だったんです。
見た目は全然違う、小柄な人でしたが、目を閉じて聴いてると、ジョンにしか聞えない声で、客席で聴いていてびっくりするばかり!

ギターの演奏は、原曲に忠実なスタイルというわけでもなかったのですが、なんせ歌声がドンズバで何を歌ってもジョン・レノン(笑)。
アコギはタカミネのシングルカッタウエイモデルを使っていました。
彼との出会いが影響し、帰国後すぐにボクもソロCDを制作したほど(当時、限定配布していました)。
アコギ1本のビートルズ弾き語りへの可能性も強力に感じた出会いでもありました。




その2。

もう一つはあるビッグアーチストのステージを見せてもらったこと。
コアなビートルズファンなら知っている、ザ・ラトルズのメンバーだったニール・インとの出会い。
ボクは映画を見ていたので、

彼の芸能生活30周年記念ライブをキャバーンクラブのライブラウンジでやっていたので、ボクは関係者として、音響ブースという
ご機嫌な特等席から見せてもらいました。
ルックスは、けしてイケてる感じでもないのですが、ウィットに富んだMCや、しっかりと仕込まれたパロディー。
いわゆる「お笑い」を、しっかりと組み立てた演出で魅せる。
ザ・ラトルズ時代の曲やカバー曲などを織り交ぜてのショーマンシップはさすが圧巻でした。
「30年のキャリアを持つニールでも、これほどまでに情熱をもってステージを務めてる」ということが刺激になりましたね。

そうそう。
初めて演奏した、キャバーンクラブのステージでも、いい経験になったことが。
ステージでセッティングしていると、真ん前に座っていた年配のコアな男性ビートルズファンから明らかに「冷たい」視線を向けられ
ながらライブをスタートしました。
けど、この男性、次第に機嫌を良くしてくれて、演奏が終わった時、「日本人なのに、なかなかやるなぁ!」という声をかけてくれました。

初めてリクエストをもらった時のメモ。


この「日本人なのに・・・」と言われたことが、もう一つの刺激となり、次なる目標を持つきっかけとなった出来事でした。



「日本人?ウソだろ?」と言わせたい。

まだ、レギュラー続けますよ。少なくとも10年はね(^-^)b