こんにちは。
歯科衛生士の日高です。
千家さんと同じネタとなりますが、顎咬合学会へ参加してきました。
なにやら難しい学会名ですが
当医院でも治療時に重要なポイントとして
みなさんへお話している“かみ合わせ”がメインとなっている学会です。
(いろいろ聞いてみると、うちのほうが進んでいるようですが^^;)
かみ合わせを基本テーマにしてインプラントや被せ物、入れ歯、治療後の
メンテナンスについてなど色々なケースに合わせて学ぶ事ができました。
専門的な話もたくさん聞いてきましたが
今日は日頃あまり聞くことができない、ガムのお話をしたいと思います。
矯正治療中や治療中は残念ながら食べられなかったあのガムです。
当医院では砂糖入りのガムではなく、
キシリトール入りのガムを推奨していますが、
覚えていらっしゃいますか??
覚えていることを祈りつつ念のためお話ししましょう。
砂糖はプラークを作り
虫歯や歯周病の原因となりますが、
キシリトールは逆にプラークの活動を抑制し、
歯の再石灰化の促進など
色々な作用が重なり虫歯予防に繋がります。
キシリトール特有な甘味で爽快感が強いとか、
大量摂取でお腹がゆるくなる、
味が早くなくなるなどもあるので、
摂取方法は考える必要はありますね。
学会で紹介されていたのは、グリコさんで発売されているポスカFです。
マルチトースとフッ素を配合して味を長持ちさせ、
食べやすい味にしたそうです。
また咬む事で唾液中にカルシウムが溶け出して
再石灰化を助けてくれます。
(再石灰化とは酸によって溶かされた歯を修復してくれる作用です)
残念ながら一般販売しているポスカには
フッ素が入っていないとのことです。
歯科医院専売のガムはプラスαで歯に優しくなっています。
コンビニで買うガムと同じでしょ?
っていたあなた一度お試しあれ!!