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【世界を正す令和明王】新自由主義経済の改革

2019年05月05日 | 新自由主義社会

【新自由主義経済社会の改革】

戦後の自由主義経済の発展は目覚ましいものが有るが、東西冷戦後始まった新自由主義経済は、

企業のグローバル化と競争が過熱し過ぎ、市場の原理と国家の原理に歪を起こしている。

即ち、貧富の差や国・企業の国際ルール問題等多くの問題を引き起こしている。

資源の再分配が適切に行えなくなったと言うことは、

民主主義の根幹である共生(公平、公正、平等)の心が壊れかけているということでもある。

やりたい放題、ルール無き成長は、弱肉強食の野生の世界を彷彿させる。

今何をしなければならないか、世界の経済学者や政治家は懸命に考えている。

新自由主義(経済)の問題点と改革案を順次考えてみたい。

 

◆新自由主義経済の問題

① 格差社会問題(資源の再配分・公平化の歪)・・・税の仕組みの見直し等

② ナショナリズム社会の再来⇒国家主義・帝国主義化の問題(世界のトランプ的政治化?)

③ グローバル企業の不正税問題(インターネット事業等)⇒グローバルタックスの導入急務。

④ スクラップ&ビルト経済:戦争は不可、古い技術から新しい技術に!クリエーティブ社会に。(ルール無き成長は不可)

⑤ 消費経済と人的資源のアンバランス。

⑥ 個人主義的自由の再来。

 

以上、新自由主義経済の“自助努力・自己責任”の定義だけでは、世界が上手く回らない事が証明されたのではないか。

これからは、社会的正義の経済倫理が求められる。

即ち哲学的自由主義経済、私はこれを新自由・民主主義経済と名付けている。

(公平・公正・平等社会の実現と再分配の適正化政治)

 

◆新自由主義経済の具体的課題と対応指針

① 格差社会問題⇒世界幸福税の新設(案)

(例)日本の場合:年収1億円以上の人に10%~20%課税する。

国連の場合:各国のGDPの1%を提供させる。GDP上位国から貧国を支援

      常任理事国を廃止する。

      理事国は、世界幸福税納付国上位10か国と、国連加盟国から選出された10か国で構成する。

 

②④⑤の問題は、第4次産業革命が成功すれば解決される。 

 

(課題の整理)

★グローバル化の問題

・ グローバル企業への税制度、グローバルタックスの早期実現

・ 仮想通貨問題、電子通貨問題(ドルが基準通貨でなくなる?)

・ 通信システム問題(ネット犯罪、サイバー戦争、宇宙戦争)

・ 限られた地球資源問題(自然資源、海洋資源)エネルギー問題、環境問題

・ 移民問題

 

★国際機関の改革

・新UN(国連)ILO(労働)IMF(金融)WTO(貿易)等

 



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