冬桃ブログ

カンボジアの旅 その5 子供達との交流

 アンコール遺跡のあるシェムリアップから、首都であるプノンペンに移動。
 車やバイク、自転車がひしめきあっている。交通ルールはあまり守られて
いないらしく、この街に住むペン・セタリンは「徒歩5分のところでも歩く
のは怖い」と言う。交通事故は非常に多いようだ。

 私達はその街中を抜け、ガンダル州というところにあるお寺へ。
 遺跡見学やお参りではない。子供達との交流だ。
 近くの小学校の生徒達が、寺の一隅で勉強している。
 寺子屋というわけではない。校舎が潰れそうで危ないから、修理できる
までこの寺を使わせてもらっているのだ。(修理には80万円ほどかかる
らしいが、そのお金のメドはたってないとか)



 寺の庭にはぴかぴかの赤い車が到着していた。
 8月にキョンナムさんが声掛けして東京で開催されたチャリティー「トーク&コンサート」、
 その収益で購入された移動図書館用の車だ。
 車体に日本語で「キョンと「こどもたちにお話をとどけたい会」」と記されている。
 「キョン」というのはキョンナムさんのこと。当人は「わざわざ書いてくれなくてもいいのに。
八丈島のキョンみたいじゃない?」と、やや当惑気味だった。
 でも、セタリンの感謝の気持がこもっている。


 子供達に挨拶をするキョンナムさん。
 

 カンボジア語で紙芝居を披露する斉藤とも子さん。


 けん玉を教えたり……。


 ソーラン節を歌い踊ったり……。


 いなほ保育園中等部の皆さんによる「鶴の舞」。


 折り紙も大人気!


 このツアーの参加者には元教師、元保育園の先生、障害児童教育のプロなどが
何人もおられる。言葉など通じなくても、子供の心を掴むのがうまい。
 楽しく遊ばせながら、さりげなく礼儀作法まで教え、それが子供達に
ちゃんと通じているのには驚いた。
 子供達の楽しそうな顔が忘れられない。


 庭にあった天人花の樹。地面に幾つも落ちている花を子供達が拾っている。
 香りがいい。お茶にするそうだ。あとで調べたのだが、「バナバ茶」というのが
この花のお茶らしい。血糖値低下作用があり、糖尿病に効くそうだ。


 移動図書館車と一緒に、寺から小さな村へ移動。


 集まった村の子供達に紙芝居を見せる現地の先生。


 茹でシジミを売る人。

 
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