アンコールワットをはじめとする遺跡見学、友人のペン・セタリンが
やっている児童館の見学、子供達との交流、村への訪問、そしてまだまだ
癒えないポル・ポト政権時代の傷痕を見聞きしたりと、なかなか印象の
濃い旅だった。
団体旅行の一員として、見知らぬ人達と旅をするのはこれが二度目。
一度目は20代の頃。「イラク・エジプトの旅、2週間」。
団体旅行としては日程が長く、料金も高かったので人が集まらなかったらしく
客は私を入れてたったの4人だった。あとは旅行会社の人二人、解説の
大学教授一人。
私は自分から積極的に人の中へ入っていくほうではない。
だから少人数だったにもかかわらず、きついものがあった。
で、その後はこういった旅に参加したことはない。
今回の旅は中学生8人も加わって総勢40人以上。
リーダーであるパク・キョンナムさんと、30数年ぶりに再会した
斉藤とも子さんを除けば、知らない人ばかり、向こうだって私を知らない。
人数が多ければ多いほど疎外感を味わうような気がして不安だったが
キョンナムさんが気を遣って、移動のバスや食事の時など、なるべく
隣にいるようにしてくれたので助かった。
しかしやっぱり暑い。外へ出るだけで汗をかく。砂埃もすごい。
最後にきてついに、疲れから胃を壊した。
また、飛行機が夜便で日本に着いたのが昼前。
乗り物の中で眠れない私は徹夜状態。
帰宅してからの体調が心配だったが、ゆうべはよく寝たおかげで案外、元気。
六時に起床して、掃除(猫がいると一週間でかなり汚れる)、買い物、
猫を世話してくださった方へのお礼と、午前中だけでけっこう用事を
済ませることができた。
40代の頃なんて仕事が忙しかったせいもあり、一週間、海外旅行すると
帰宅後、必ず体調を崩して一週間寝込むというありさまだった。
それに較べると、意外にまだ体力があるのかもしれない。
(それでも旅の終わりにはいつも、もう海外旅行はよそうと思ってしまう)
でも今日はとりあえずゆっくり休んで、仕事は明日から。
旅行記もおいおい、アップの予定。
いたるところに蓮が咲いていた。
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アンコール・ワット
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遺跡の敷地内には子供も多くいて、物売りをしたり、遊んだりしている。
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