長い鎖国のあと、欧米諸国が日本になだれ込んできましたが
その際、漢字というツールを使って両者の間をつないだのも華僑でした。
当時、外国人居留地の一部に彼らが築いたコミュニティーが
いまに至る横浜中華街です。
この町の歴史こそ、インターナショナルシティ横浜の
最たるものと言えるでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/96/5d52a28e8b27f43de91c762ec875d3b0.jpg)
長い年月の間には日清戦争、日中戦争という
辛い歴史もありました。
それでも中華街はなくなりません。
世界でいちばん華やかなチャイナタウンとして
輝きをましてきました。
それにはこの町の人々のたゆまぬ努力があったのです。
中華街の誇る店の数々が、自慢の料理と共に紹介されています。
私の大好きな店も数軒入っていて嬉しくなりました。
中華料理店だけではなく、カフェ、雑貨屋、レストラン、
食材店などもたくさん紹介されています。
「よし、今度はこの店にこう!」
と楽しい計画を立てると同時に、この町の歴史、そして
コロナ禍も含めて、「いま」と「未来」への思いを知ってください。
「巨大中華文化の街 横浜中華街の今」
「横浜中華街 160年の軌跡」
牌楼(門)や関帝廟、媽祖廟、獅子舞のこと、
通りのそこここで見かける「?」な物の正体など、
「そうだったのか!」という発見もいっぱい。
「牌楼を楽しんでください」
「関帝廟と媽祖廟は中華街のシンボル」
「獅子舞精神が宿る街」
「人力俥夫が教える中華街ならではの面白さ!?」
「中華街の「?」はコンシェルジュに聞こう」
荻野アンナさんは当然、今回もわんさと買い込んだようですよ。
「買い者・アンナの「商店街は面白い」」
絶対、読み逃せないのは、路地裏探検家、多根雄一さんが
この際、教えちゃう番外編「地域密着型中華以外の料理店」。
う~ん、絶対行きたい! 誰か付き合って~~~!
毎号の連載「横浜港物語」「横浜人物誌」(ラッコ漁があったんですって!)も
わくわくと拝読しました。
あ、新連載「近代横浜はずっと文化芸術の街だった」も
大衆文化ファンの私にはたまりません。
ほかにも興味深い記事があります。
でもここで私の連載「横浜の底力」も紹介させてください。
「野島海岸から海の「いま」が見える」
毎月一回、「海をつくる会」が主催する
野島海岸の清掃に参加しています。
ただのゴミ拾いではなく漂流ゴミをすべて仕分けして
どんなものがどのくらい、この海岸に流れ着いたかを見て、
「海」の状態がいまどうなっているかを知る調査です。
清掃は午後からですが、「海会」のダイバー達は午前中から集まり、
ダイビングスーツで沖合に出て引き網で「生き物調査」を行っています。
今回はここに私も参加させていただきました。
4月とはいえ、海水は冷たかったぁ(泣)。
でも長年に渡るこの調査で、わかったことがいろいろあります。
ぜひそれを知ってください!
「海をつくる会」事務局長、坂本昭夫さんと私。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/db/253d849503a258c3cc89947e899cb2b6.jpg)