フィリピン帰りのヨコピーノ

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フィリピンの経済損失は1兆1,075億ペソ

2020-06-03 09:04:35 | フィリピンの経済
おはようございます。

フィリピン国家経済開発省(the National 

Economic and Development Authority

NEDA)は、3月中旬から実施している

外出禁止令や公共交通機関の停止を含む

隔離措置による最初の45日間の経済損失は

GDPの5.56%に相当する1兆1,075億ペソ

(約2兆3,258億円、1ペソ=約2.1円)に及ぶと

する報告書を発表しました。

NEDAによると、経済損失の業種別の内訳は

第一次産業が943億ペソ、第二次産業が

5,377億ペソ、第三次産業が5,897億ペソで

第二・第三次産業への影響が大きくなって

います。

地域別にみると、マニラ首都圏(5,893億ペソ)

が最大となり、うち第一次産業(5億ペソ)、

第二次産業(1,344億ペソ)、第三次産業

(4,548億ペソ)となりました。
 
マニラ首都圏に次いで経済損失が大きい

地域は、日系製造業が多く工場を構える

カラバルソン地域(2,651億ペソ)で、

うち第二次産業の経済損失は2,445億ペソ

と大半を占めました。

3番目に経済損失が大きい地域は、セブ市を

含む中央ビサヤ地域(377億ペソ)です。
 
NEDAはさらに、国内4万4,000社を対象に

調査を実施し、隔離措置期間中に収入がゼロ

となった企業は3分の2に上ったとしました。

操業を停止した企業は約6割、一時的なものを

含む従業員の解雇を行った企業は4分の1に

及びました。
 
隔離措置期間中のキャッシュフローについて、

22.8%の企業が税金または債務の支払いが

遅延し、17.7%がサプライヤーなどへの支払いが

遅延していることが判明しました。

また、12.5%が政府からのローンを申し込み、

10.2%が友人から借金をし、9.5%が顧客に

対して早期支払いを求めました。

フィリピン議会下院の本会議場です。

座席を大幅に減らしています。

トラックの荷台に大勢の人です。

緩和されるとこうなります。

車も増えました。

教会もソーシャル・ディスタンスです。


検問は続けられています。

最前線で働く兵士に子どもが敬礼します。

美しい女神さまは、コロナを退治して

くれます。



迫力があります。

コロナに負けずに頑張りましょう。


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