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トランプのイラン核合意離脱について思うこと

2018年05月11日 | 日記

イラン核合意を離脱したことがいいのかどうかはわからない。
こういうことは時間がたってみないとわからないことだからだ。
ただ、当面混乱することは事実だ。
そういう意味では歓迎されることはない。
基本的にはみんな現状維持バイアスがあるからだ。
特に問題が複雑だと、敢て壊したくないのは人情だ。

イランに関して言えば、アメリカが離脱しても、フランスをはじめ
他の関係国が修復に努力するはずだ。
トランプとしては、当分彼らにまかせておいて、
もんでみるつもりではないだろうか?
アメリカが離脱するからできることで、離脱しまいままでは
変わることがない。一種のショック療法かもしれない。

約束を破るのは、北朝鮮に誤ったシグナルと送ることになるという識者がいる。
でも、見直しが出来ることになっているのだし、もともとオバマの約束だ。
トランプのした約束ではない(国家間の約束ということはあるが)。
トランプが選挙期間中にした約束(離脱する)は守ったのだし、非難されることない。
それに、核兵器開発に厳しい、条件を遵守しなければ、合意から離脱するというのは
むしろ北朝鮮にプレッシャーになるはずだ。
要するに、トランプは綺麗ごとで誤魔すことはしないということだ。

ふと、思ったのは、トランプはオバマがしたイラン合意がいいわけないという
確信があったのではないか?
オバマは交渉上手ではなさそうだ。そもそも交渉が出来るタイプではなさそうだ。
きっと自分ならもっと有利に交渉できたという、交渉・取引名手の
トランプの自負があったのではと思う。
これについては、かなり自信がある。

ただ、プロの”こつ”といったものは外からは見えないので、
普通の人には理解できないだけだと。

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北朝鮮から解放された3人を迎える場面。
大統領が飛行機に乗りこみ、タラップ上で握手し、一緒に降りてきた。
これって演出ではないか?
一緒に戻ってきた。いや、大統領が連れて戻ってきたのだという・・・

トランプを観察する、飽きることがなさそうかな