喜寿から始まる

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海外旅行、ちょっと変わった

2018年05月30日 | 日記

多くの人が海外旅行をするようになった。
そのこと自体、好ましいことである。
百聞は一見に如かずというように、空気を実際に肌で感じることが
重要なのだ。

大きく変わったことは、ほとんどが高齢者になったこと。
もう一つは、旅行の仕方が変わったかなということ。既成のツアーのことだが。
昨年暮れのクリスマス・マーケットのツアー参加から感じたことだ。
(これは人に会うための旅行にクリスマス・マーケットのツアーを
便宜的に利用しただけであるが)
行く所、行くところで、スーパーマーケット(普通の)に立ち寄ることである。
お菓子のような土産物のバラマキものを買うためである。
高い旅費と時間をかけて、普段使いの安価な食料品を探すのはつまらない気がする。

できるだけそういう所にはいかないことにしている。
行く場合は、たとえば、商品の陳列の仕方とか、どのようなものを食べている
のか(生鮮食料品とか調理済みのお惣菜など)を観察することにしている。
添乗員はそういうことには関心がないので、たとえば、ルーマニアやブルガリアの
場合、海がない(実際は黒海があるが)ので、魚は食べない、
魚なんて売っていないなどと説明する。
が、実際は、ちゃんと、魚も売っている。
(魚は海がなくても川があればそこに魚がいる)
もともと、肉にしても魚にしても、生ものはそれほど多くはないが
(イギリスでもそうだったが、欧米では冷凍品とされる)
きちんと定位置をもっている。

最近は日本でも多くの商品を陳列できるようにコンビニなどの
商品棚が人の身長以上に高くなってきた。
欧米ではかなり以前から、スーパーマーケットは倉庫ではないかと
思われるようになっていた。

これからは、行き先だけでなく、楽しみ方を含めた多様な旅の
ツアーが望まれるのかと思うようになっている。