こんばんわ。寄居町商工会の白川です
私は、9月7日(月)から東京都東大和市にある、
中小企業大学校へ2週間の研修に来ています。
寄居町を離れると、寄居の良さが分かりますが、その逆も然りです。
寄居町がもっと元気になるよう商店街の活性化事業について、単身赴任で勉強中です。
今日は、私が学んでいる内容の一部をご紹介したいと思います。
初日から2日間は、大学校の教室で座学講義を受けました。
今回の研修には、県庁や市の商業担当職員や商工会・商工会議所の商店街担当職員、中小企業振興公社、中小企業団体中央会職員など全国の中小企業支援担当者が、北は北海道から南は沖縄まで43名集まっています。
ちなみに、埼玉県内では、私と深谷商工会議所のYさん、本庄商工会議所のFさんの3名で、埼玉県人会を結成しています。
今日からは、実地研修が始まり、全国で最先端をいくNO.1の商店街「横浜元町ショッピングストリート」と、松坂屋撤退による地盤沈下を乗り越え、平日でも4~5万人の来街者数を誇る「横浜伊勢佐木町1・2丁目地区商店街」の視察と各商店街の役割と課題について研究してきました。
協同組合元町SS会 山田事務局長による概要説明。
商店街の総予算は、何と!数億円単位です。
そのスケールの大きさに、驚きです。
山田局長のお話を聞き、私の考え方が間違っていたことにも気づかされました。
それは、商店街でイベントをやる意味についてです。
今までの私の考え:いくらイベントや祭りをやっても街にお金が落ちない→人手は足らない→だったらやる意味がない。
山田局長の考え:元町という街を知っていただくためにイベントを1.5ヶ月に1回の割合でおこなっている→コンセプトをもって街の賑わいを演出することで、消費者の皆さんへ将来の消費行動を促す→行政に頼りっぱなしのイベントはやるべきではなく、商店街の方々の意見を取り入れたボトムアップ型のイベントを実現している。
寄居町における、イベントコンセプトって何?
そのコンセプトが関係者全員に伝わっていないのではないか?
イベントをやっている!ではなく、やらされている!のではないか?
例年通りでは、来たい・観たい・参加したいという気持ちになりません。
私だけ知らないのかも知れませんが、寄居に戻って、色々な方々に聞いてみようと思います。
また、元町に来なければ買うことができないモノを各店で開発していただくことで、上質な山の手スタイルを提供しているそうです。
上質でなくてもいいから、寄居でしか買うことができないモノづくり。
寄居町における今後の商店街事業について深く考えさせられました。
その他、書ききれないほどの内容なので、これ以降は画像をご覧ください。
共同配送システムを導入し、商店街から荷下ろしのトラックが消えました。
商店街全体で流通システムを構築。
セットバックはもちろん、商店街全体で、①呼び込み禁止②ビラ配り禁止③のぼり旗禁止を実施。
明日は、私も何度か足を運んだ「巣鴨地蔵通り商店街」と「砂町銀座商店街」を訪れます。
また明日も、更新しますので、お付き合いください。
投稿:若干ホームシックな白川