陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

台風14号の爪痕

2022-09-24 | 自然・暮らし・天候・行事

過去のブログを読むと、私は定期的に台風についての日記を残していたようです。
なので、今回も記録しておくことにしました。

台風の爪痕は思ったほど深刻ではありませんでした。
しいていえば、ベランダに置いてあった棚があっけなく解体されてしまったことです。もともと捨てようと思ってよけておいたものなので。むしろ壊す手間がはぶけてよろしい。ベニヤ板になったので、空き畑の除草シート代わりにつかえるのかも。

駐車場に、どこかよそのお宅のパイプ管の覆いが落ちていました。
軽いので風で飛んできたのでしょう。出勤時に、どこか問い合わせがあったらのため鉢植えで押さえておいたのですが。帰ってくるあいだに、また残り風の強さで消えてしまった、ということでした。

現住まいと空き家二箇所、計しめて三軒分の苦労があります。
現住まいでは大きな雨漏りはなく、あったとしても今年春先に片付けをおこなったおかげですぐに対応できそうでした。空き家は数年前に納屋を取り壊したので瓦が飛んで近隣に迷惑をかけるという事態だけは避けられました。ただ外灯が落ちたりはしたようです。
家のなかをしめきっていると傷むので定期的に窓を開けねばならないのですが、晴れても埃の多い日や湿気のある日は悩みますね。保管した衣服や書籍もありますから。

職場でも、休み明け朝から大掃除に追われていました。
外回りの環境美化は私の担当ではないのですが、室内でも書類の保管上、窓際などは気になりました。会社もふくめたら、四軒分の心配がありますね。職場の労働環境に関わりますし。私よりも、経営者がかなり頭を悩ませていそうです。修繕したはいいが、資本的支出で、固定資産の価値があがってしまいかねない。保険を使えば保険料もあがってしまう。悩ましいところです。自分の持ち家だってそうなので。

全国的にも、過去の豪雨被害ほどの土砂崩れだとか、浸水だとかは、なかったと聞き及んではいます。
ただやはりかなりの大型で雨がひどかったわけで、各ご家庭の状況次第では被害もあったことでしょう。ライフラインに響くような損壊は、この時期、出費が痛いですから悩ましいですよね…。

台風の後の街というのは、道路にぬれ落ち葉がはりついて、どこかさんざんな印象を受けます。
今後、冬までにどれくらい、日本列島は嵐を迎えるのか。できれば大きな被害が出ないでほしいものですね。


余談ですが。
大昔の、洞窟住まいじゃなくて、弥生時代の竪穴式住居みたいな、簡素な家に住んでいた時代は。
こうした嵐に祖先がどうやってしのいだのか気になりますね。おちおち寝られたもんじゃなかったでしょうし、野宿ならば獣が襲ってくるし。それを考えたら、夜間でも煌々としたコンビニの明かりがある現代の生活はまだ安心というべきなのかもしれません。


(2022/09/24)







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