トンネルを抜けるとそこは雪国だった──という文学の出だしではありませんが、いつのまにやら、境界を飛び越えていたということがあります。
日が変われば、風向きも変わる。年が改まれば、運命が近づいてくる。陰ったほうから明るい方へ抜け出ていたということが、いつのまにかあるものです。
日付というものは、陽の巡りや月の周りをもとに人類が便宜上編み出したもので。実質的な生命の区切りというものは、生きものによって違うのでしょう。
この冬が仕事や受験においての正念場だった方にとりましては大忙しの年末。慌ただしさの年初め。私自身もこの一年は、生きた心地がしませんでした。とくに2021年末の最後の一箇月は想定外の事態が重なり、またしても未収金回収できないのかと、気を揉むばかり。お金を戴いた先も無理と義理との押し問答。コロナ禍で疲弊した経済、早く元に戻ってほしいものです。
体調も崩して、内臓からの出血がとまらず検査しても経過観察状態。
とはいえ、新年からは副業先も確保でき、昨年の損失をすこしは取り戻せそうです。
スケジュール調整して、友人たちとご無沙汰のオフ会を開けば、各自それなりの苦労苦心があったようで。互いに来年の活躍を称え合った次第。生きていて良かったな、お元気で。ただそれだけでも贅沢だった一年だったのでしょう。
SDGsが叫ばれていますが、私も最近、生ごみを堆肥にする取組をはじめました。
無駄のない暮らしをして、精神的には豊かに生きていきたい。欲張りに目標はたてるけれども、急がず、慌てず。この10年で達成できたことを振り返りながら、次の10年でできることに目を向けていきたいものです。
年末までは砂時計の残りを眺めるような思いでずっと経理作業に追われていました。
年明けすぐにも確定申告の準備がはじまります。今年はいいスタートを切りたい。そして年末には思う存分できたと満足できる一年に、そうありたいと願っています。
ブログに書きたいことは山ほどありましたけども余裕がなく。
かつ、訪問についても時間が厳しくなりました。15回目の新年の挨拶をもって、お詫びといたします。微妙な記事で年内終わってしまったので…。
現時点では数年先まで予約投稿していますので、(管理人に何かありましても)記事は不定期に掲載されています。あの御本の感想だとか、衝撃的な世事への感慨だとか、語りたいことはあったけれども、すべては先送り。二次創作物もレビュー企画もいずれまた。クリスマスあたりにびっくり驚きがあったのは某オタク的には嬉しいものでした。
旧年中はご愛顧くださりありがとうございました。
あいかわらずの、のんびりマイペース更新のブログですが、気長に気ままに、楽しんでくださいましたら嬉しいです。
皆さまのご躍進ご多幸、心よりお祈りいたします。
ブログ陽出る処の書紀
管理人 万葉樹(よろずは・いつき)