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2009年あたりの、かなり古い統計調査なのですが。
ブログを一年以上続けられる人は1割しかいないらしいです。別段、ブログが長く続けられたからといいまして、何かを成し遂げたということもなく。単に時間の余裕や本人の嗜好によりけりなのですけどね。
拙ブログの開設は2006年10月7日。
今年の同日をもちまして、めでたく16周年を迎えました。毎年、ブログ活動の節目として、反省かたがた、この記事を書いています。
ブログ始めたころの私は、まだはじめての正社員になったばかりで、希望に燃えていました。
それからいくつかのキャリアの挫折や人生上の中断を経て、ときにはブログに愚痴り、調子に乗って熱弁をふるい、また希望にあふれる言葉をちりばめ、なんとかなんとか、生きながらえてきたブログです。
数年前からコメント欄は閉鎖し、昨年まではブログ間の交流も続けてまいりましたが。
現在は思うところありまして、自分のブログ記事を書くことのみに衷心しています。よそ様のブログを読むことも勉強になりますが、影響をうけてしまって気持ちが乱されることもあり、よくないと感じましたもので。ツイッターやフェイスブックがいけないと言われますが、SNS機能をもちはじめたブログでも同様のことです。
今後の目標は、なるべく、穏やかに堅実に過ごすこと。ご縁があっていただいた仕事をこなせるように努めること。そして、厳選された書物を読んで、自分の心身を整えることです。
前年のブログ記念記事を読んでみましたら。
お気に入り作品の生誕50周年をみるまで、続けるぞ! と途方もない夢を語っていました。その気持ちに変わりはないのですが、なるべく無理をせずに、息の長いブログとして存在できたらと。
二次創作物はまだ在庫がありますので、小出しに発表していきます。
映画のレビューはもう新しいものを観なくなったので、あと数年したら予約記事分で終わりになりますね。
当初はサブカル系に傾いたブログだったのですが、長くなるうちに、ずいぶん傾向が変わってきたものです。
当然、書くものが違えば、読まれる層も異なり、ご愛顧くださった方々の期待を裏切ってしまうこちにはなります。けれども、人生は一期一会。このブログにはもう用はない、とわかれば、さようならしてくださるのが、お互いの人生の残り時間を大切にするために必要なことではありませんか。私にできることは、かつてこのブログを訪れた方がたの人生がよくなることを、陰ながらお祈りすることしかできません。ネット上のどこかに不快を感じていても、その気持ちを呑み下してどう生きるかは、ご本人の自由だからです。
私は記録魔ですので、細々とした日々の思いをブログに残すことが多いです。
書いたものがのちのち自分の感情を苦しめるのかもしれないと分かっていても、書かずにおられなかったこともあります。ゆがんだかたちですが、ストレス発散法のひとつなのです。
ブログの執筆はなるべく時間をかけないように、かつてほど、画像にはこだわったりしなくなりました。
推敲もややあいまいで、読み返すと日本語が怪しいことも多いですが。日記は特に読み返されるほどのことでもないので、そのままにしてあります。こうした肩肘のはらない執筆が、私のブログがなんとなく緩く続いているコツなのかもしれませんね。あまり褒められたものではありませんが。
手前勝手に続けているブログではあるものの。
日々更新できますのは、一人でもどなたか読んでいて下さる方々のおかげです。拙ブログ、最近は二次創作論関係へのアクセスがぼちぼちありますが。とくにブログの傾向を限定しているわけではなく、雑多なカテゴリーで好きな事を、好きな時に、好きな分だけ、書き散らす気ままな場所です。今後とも、皆さまのお時間のありますときに、楽しんでいただきましたら幸甚です。