陽出る処の書紀

忘れないこの気持ち、綴りたいあの感動──そんな想いをかたちに。葉を見て森を見ないひとの思想録。

鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST 第六十一話「神を呑みこみし者」

2010-06-14 | 感想・二次創作──鋼の錬金術師
鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST のヴューの時間がやってきました。
刻一刻と最終回が近づいています。今週も急展開の連続です。

・お父さまはヴィジュアル系
国家錬成陣によって、日蝕の太陽を体内に取り込んだ百目ン玉親父こと”お父さま”が、パワーアップ!
なんと、イケメンの青年に大変身。ホーエンハイムの若き頃を偲ばせます。しかし、どうみても風呂あがりにしかみえません(爆)
外見をつくろうことに全力を傾けすぎたのか、賢者の石の制御が利かず、錬成陣の犠牲になった人びとが復活。ウィンリィ他多数があっさり生き返りました。嬉しいことなんだけれど、いままで、さんざん苦しんで死んでしまった人がいたというに…。
エドワードたち五人の錬金術師が人柱のはずなのに、べつに魂を抜かれたりしなかったのは、どういうわけなんでしょう。

・お父さまの引き際
スカーと交戦中のブラッドレイ。巧みな剣術で翻弄するも、さすがに両腕をぶった切られてはおしまい。それでも、最後に一撃を加えるあたり、ロロノア・ゾロもびっくりです。
祖父の仇とばかりにねめつけるランファンに対し、ブラッドレイは「王たる者は、妻に遺す言葉などもたない」という捨て台詞で、息を引き取ります。戦場に身を置く者の覚悟と、大総統夫人への信頼と受け取れるのですが、この発言を耳にして動揺したランファンの心中が気になります。

・お父さまはパワフル系
ホーエンハイムはどうやら、この日のために、入念な根回しをしていたようです。イケメンお父さまの体内の賢者の石の叛乱は、ホーエンパパの画策。スカーが発動させた逆転の錬成陣で、人びとの魂がよみがえり、またアメストリスの地下に張り巡らされていた錬金術を妨げるシールドがなくなります。とすれば、あとは、お父さまの蓄える賢者の石のパワーを枯れさせればいいだけ。ホーエンパパ・エドワード・メイそしてイズミ師匠が、フルパワーで猛攻撃、そこへグリードことリンも加勢に。
お父さまは、賢者の石を生身の人間から蒐集すべく、逃亡してしまいます。

・おぼっちゃまも正念場
逃げたお父さまを追撃していく面々。なぜか、エドワードだけセリムぼっちゃまに捕まってしまいました。
からだが傷んできたので、目の前の新しい入れ物に乗り移ろうという思惑。ここで主人公が乗っ取られでもしたら、それはそれで面白いのですが。
意外なことに、セリムに潜んでいたギンブリーの精神体に阻まれちゃいます。その機を逃さず、エドのパンチがヒット。セリムの本体は、かわいらしい姿に。
しかし、さんざん自分の親父嫌いだったエドワードに、父子愛のなんたるかを説かれても…。



今回の話あたりからは原作を読んでますので、特に驚きはなかったですけれど。
OP曲を途中で挿入する演出がよかったですね。OPの映像でモブが多いのはそういう意味だったのでしょうかね。

【鋼の錬金術師FULLMETAL ALCHEMIST レヴュー一覧】

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