神無月の巫女二次創作小説第十弾「夜顔」シリーズの第十六章をお届けします。
このシリーズは、現在、全体の半分ほどを消化しています。最終回まで完成させてはいるのですが、ちょこちょこ加筆修正をしているため、かなりの亀更新になっていることをお詫びします。
お読みになりたい方は、
【創作小説ご案内】→[神無月の巫女二次小説 其の一]→「夜顔」(目次)→「夜の狽(おおかみ)」
からお願いします。
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【これまでのあらすじ】
ある夏休みの最終日、課題を忘れた来栖川姫子は寮生の早乙女真琴とともに、夜の学園へ。真琴の想い出がらみで、ふたりきりのプール遊びを楽しむ。だが、いつしか姫子は夜の薔薇園へ迷い込み、謎めいた美少女に誘われて、過ぎ去りし日々をさかのぼる夢にとらわれてしまう…――。
――いっぽう、それから数十年前の大正時代。
姫宮神社の庇護者を喪い失意の底にあった千歌音は、井戸から拾った姫子と巡り合う。千歌音は姫宮家に養われ辛酸をなめながらも、周囲の愛に支えられ、やがて姫子とともに村を襲う巨大な暗黒神との戦いに巻き込まれていくのだが――…。
はたして、紅い月ののぼったあの儀式の日、この二人の巫女には何が起こったのか? 2005年頃、原作者の介錯先生が発表されたという同人誌のラフ書きにインスピレーションを得て、私家版神無月の巫女前世編として、長年、構想をあたためていたものです。
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更新は随時行いますのでお時間のあるときにぜひ♪
なお、本作は2008年から長期にわたって投稿していますが、ブログの特性上、構成をあらためたり過去の投稿分にも加筆修正したりする可能性があります。
大幅にあらすじの変更点がある場合は、お知らせいたします。
(2023/07/08より更新開始)