
今年の日本は、一体どうしたのでしょう。
夏場の疲れも、災いの残りも引きずったままの平成最後の秋を迎えました。重い秋ですね。
2018年の9月も半ば、晴れ間の少ない空模様のこの時節、何の因果か運命か、某SNSのタイムライン一部界隈を賑わしたのは、ちょっと驚き、ひょっと嬉しい、ふぁっと幸せ広がる、まあ、こんなニュースです。マニアックなヲタクの皆さん、クラッカーの用意はいいですか?
『百合ニュース』名作百合アニメ「神無月の巫女」がAmazonプライムビデオで見放題に全百合好きに見てほしいhttps://t.co/sVmF8ydWM0 pic.twitter.com/esdXAvdXrc
— 百合ナビ@ふりっぺ (@yuri_navi) 2018年9月14日
神無月の巫女がAmazonプライムビデオで見放題になっているようです人を選ぶ作品だと思いますが情熱や濃さで溺れたい方、スタッフの愛が詰まっていますので興味がありましたらぜひ!
— 介錯(セブン) (@Kai_Seven_) 2018年9月15日
神無月の巫女観ました!って言ってもらったのですが、今Amazonプライムで観られるみたいですね☆ロボット、巫女、学園、ゆ…コホン。色々な要素満載でとても面白い作品なので、この機会に是非!川澄さんとは今でも神無月の巫女の話する事あるんですよ(*^_^*)思い出深い作品ですhttps://t.co/iwXnw9OA7M pic.twitter.com/uacE0Brcwd
— 下屋則子 (@shitaya_noriko) 2018年9月15日
本年もって14周年の、あの伝説の百合+ロボットアニメ、とうとうAmazonのプライムビデオでお目見え。この作品だけでなくて、他作品もあわせて。
月額400円ほどの会費で映像作品が見放題のサービス。お試しの無料期間もあるようで、脱会は自由。利用したことないけれど、無料お試し利用は初回のみなのかな。3連休もあれば1クール12話完走できないことはないでしょう。最近はレンタルビデオショップや古書店も廃業続きですから、新規さんが借りて観るのも難しいですよね。とくに回転率が落ちたら店舗から消えてしまいます。
ただ、この見放題、入れ替え制ですので、あくまで期間限定のようですね。
でも、十分な販促キャンペーンにはなりそうです。今年はネット上のアニメや漫画の違法アップ撲滅に動きはじめた年でもありますが、ツイッターの転載も、ブログへの版権画像もどこまで「宣伝と称して」許されるのか、わかりかねるところがあります。
粘りつく糸をひろげながら獲物を待ちかまえる蜘蛛のようにですね、古参のファンどもは、可愛い子羊たちが罠にかかる様子を覗いてほくそ笑んでいるはずです。いったん、知ったらもう後戻りできないあの世界へようこそ。
2004年10月にテレビ放映された本作品。
数年前にGyaoでも放映されていて、そもそも、Yahoo!で無料配信されたのが入口という人もいます。dアニメにも入っているそうです。アニメイトTVにもあったような。いまさらですが、もはや映像作品の楽しみ方も、テレビでリアルタイム視聴とか円盤購入者ばかりではないのだな、と改めて思った次第。今年のカンヌだかの国際映画祭作品も劇場公開ではなく、ネットで動画配信した作品がグランプリ受賞したことが話題になりましたよね。
平成の終わりにも、わたしたちは、またあのふたりへ恋に落ちる。
そんな魅力を、性懲りもなく、はたまた解説してみました。そして、ご多分に漏れず、駄文がすぎたようですので、一覧化してみました。お暇なときに、息抜きに、ご笑覧くださいましたら幸いです。
1. 乙女は乙女に魅せられて、めくるめく百合こそが愛の極致
2. 君が笑ってくれるなら俺は勇者になるッ! 白熱のロボットバトル見参
3. 嗜好は籠盛り、妄想は山盛り、猫耳もBLもなんでもござれの間口の広さ
4. 巫女なのは実質ラスト二話だけ──ほどよく嗜むがいい、この神話スピリットを
5. 必聴! 思わず口ずさむ歌姫の主題歌と情熱のサウンド
6. 愉快な仲間オロチ衆──いかなる悪者にも二分の魂はある
7. 美麗にウットリ、情感たっぷり、入魂作画とくと刮目すべし
8. ときには笑い、ときには泣き落とす超絶演出と怒涛の台詞回し
9. 使いまわし率100パーセント! 世界でいまだに愛されるED一枚絵
10. なんでもかんでも神無月病──もはや「輪廻転生」「永遠純愛」の代名詞
11. あの人は今──ラジオやコメンタリで暴走する中の人の本性
12. 担当Hのお仕事拝見──量は少ないが、いろいろ質は高い関連商品もろもろ
13. 知る人ぞ知る前身作と後継作に手を出したら、もう後には戻れない
14. めざせ百合覇権! 制作陣の情熱がとにかく半端なくて、リンダ困っちゃう
15. コアなファンがしぶとく健在、ひ孫の代まで伝えたいこの想い
という、厨二病全開なラインナップでお送りいたします(大嘘)。
尚、この記事はかなり大袈裟にアピールしております。読者の皆様によって、効用にはいちじるしく差があることを申し添えておきます。いや、べつだん、コレを観なくてもですね、人生損はしていませんが、副作用がキツいです。全人類必見とか、PRにも程があります。人生にホワイトかけてやろうか(by レーコ先生)
ツイッターの感想乱舞が面白すぎて、追いつかない。
嵐はまだ終わっていないのですね。
★★神無月の巫女&京四郎と永遠の空レビュー記事一覧★★
「神無月の巫女」を十数年来、追いかけてきたひとの末路がここにあります。妄言多し。