思いつき生活!!

日々の暮らしの中での、、ほんのひとコマ。見せてあげる!!

ご近所ネコの話。   大五郎さん死す。

2014-05-19 06:46:56 | 生活全般
ご近所宅で飼われてる猫の大五郎さん、、名前はこんなんですが雌猫です。
御年20年以上。お婆さん猫です。

我が家にも忘れた頃に登場して『大五郎さ~ん!』と呼ぶと「ナ~ン」と返事する、、そんな猫でした。
時々 畑用に持っていたおやつのお煎餅をあげたりして、、餌もチョットだけあげたして、、
暫く見かけないな、、と思っていたら


先日、久々の登場でした。何を思い出してまた我が家に遊びにきたんだろぅ?
お昼休みしてた時で 玄関は開け放してありました。
「もっさん」がいきなり『ウゥ~ッ』と威嚇する声をあげたんで何かと思ったら
ボロボロな猫が我が家に入り込んで家に上がって来ようとしてます。
あたしも『こらっ!!』っと声を出しながら追い払おうと玄関へ、、
でもボロ猫は平気な顔で上がって来ようとします。逃げない?どこかの家猫なの?
っとよく見ると首輪してるし、猫柄に覚えがある、、
『大五郎さんか?何だ、、久しぶりだね。ボロボロじゃんか、、。遊びに来てくれたのか?』
と声を掛け、いつもしてたように 餌をあげたんだけど年取ってカリカリが上手く食べられない様子。
餌に水をかけて湿らせてあげたらきれいに食べてった。
でも、歩く様子はヨボヨボで道路の方へ行ったら車に轢かれていまいそうで心配だった。
『畑道から帰りんよ。道路に行っちゃいかんよ。』と声を掛け 畑に出かけようとすると
道路の方へ歩いて来る。轢かれちゃ可愛そうなんで『送ってあげるで車に乗る?』とドアを開けたら乗り込んで来た。
自宅まで送り届ける。倉庫で寝泊まりしてるって飼い主さんから聞いてたんで倉庫前で下すと 自宅の方へ向って行ったんで安心して畑へ。

その後10日ほどの間に3回ほどそんな事が続いて昨日、日曜日。


大五郎さんが我が家の向かいの空き地にうずくまってた。朝8時前の事。
前に書いたように ヨボヨボ状態だったんで ひょっとして死んじゃってる?!
って心配になって声を掛け(老体なんで、耳は既に聞こえてないです。)ツンツンすると「ナ~ン」と声が帰って来る
が、、かなり危ない様子。まともに歩けなくなってるし。
抱き上げて我が家へ連れて行き段ボール箱に入れて保護。
この日、町内の草刈り作業があって飼い主さんも来るんで 旦那に伝えるように連絡。
ちょうど飼い主宅の弟さん(新家)が来たんで 『こんな様子で我が家に居るんで連絡して下さい。』と伝えると
「悪いねぇ、迷惑かけて。帰りに寄るように言っておくね」っと作業に向かった。

放っておくわけにもいかず 様子を見ながらあたしは家の事をしてたんだけど
どんどん状態は悪化する一方。
保護した当初(8時頃)はまだ数歩は歩いたんだけど 動けなくなり横になってしまい(9時過ぎ) まだこの頃は呼べば「ナ~ン」と返事をしてたんだけど
返事もなくなり(10時過ぎ) 痙攣が始まった。

飼い主宅も専業農家なんでみんな畑に出てる時間だし。『飼い主さん来るまで 頑張れよ』って声を掛けながら見守ってた。
お昼になり 旦那さんが帰って来た『ねぇ、もう痙攣始まってるで長く持たんよ 飼い主さん迎えに来んの?』
旦那「呼びに行って来るわ」

で飼い主さんが来た、、「ありがとうね、迷惑かけたね。」っと連れて行かれた。
『大ちゃんバイバイ!』と声を掛けた。
最期の時は家族と一緒に居たいだろう。間に合ってよかった、、


っと思うと同時に

仕事も忙しいだろうけど もうチョット猫の事、看て欲しかったな。家族じゃんよね。どう見たって長くないのは(命が)解るじゃん、、ヨボヨボしてたんだし。倉庫で飼うのは構わんけど これだけ弱ってたら外に出さないようにケアできなかったのか?他所で野垂れ死にしてしまっても構わんって思ってたのか?
怒りの思いも湧いて出たあたしでした。


この日、夜は町内のお日待ち(寄合)がありまして 我が家が当番(食事の準備等)だったのよ。
飼い主さんが改めて「ありがとうね。あの後昼過ぎに亡くなったよ。」と。


あたしね、、昼休みしてて ベッド肩をチョン、、って触られたのよ。誰かに、、。
ほんのちょっと 微かに感じたのよ左肩をチョンって、、。その時思ったのよ 大五郎さん?  って。
お昼の1時前だった。

飼い主さんに聞いてみた 『何時頃亡くなったの?』
飼い主「俺らが昼休みしてて看に行ったら亡くなってたで1時前だと思うよ。」って


やっぱり大五郎さんだったんだ、、。涙が出た、、。



  

2日前の大五郎さんです。


バイバイ、、大五郎さん。




コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする