SE7EN リブリーザーにハーネスタイプのBCDを取り付けたのは、8月でした。
その記事はこちら。
https://blog.goo.ne.jp/yoshiaki_yasuda/e/19d86a2710799c2d2399bec713fb9772
SE7EN BMCL ハーネスBCD フィッティング.mp4
その後、カウンターラングの取り付け位置を微調整したり、ウィングBCDの吸排気の蛇腹ホースを5cmほど延長したり、その蛇腹ホースと吸気用中厚ホースを肩ベルトに固定するストラップを設けるなどの改良を加えて、先週、伊豆大島の秋の浜でようやくテストダイブの運びとなりました。
9月に柏島、10月に座間味、11月に西伊豆田子と伊豆大島へダイビングには行きましたが、これらの場所ではリブリーザーを使用できる環境がなく、海中での最終テストが延び延びになっていました。およそ半年ぶりのリブリーザー・ダイビングで新器材の使用で、しかも同行してくれたバディはリブリーザーの使用経験はないガイドさんだったので、ちょっぴりドキドキしながら飛び込みましたが、結局何事もなくスムーズに潜降して楽しめました。
・BMCL(Back Mount Counter-Lung)の呼吸感覚は問題なし。
・BCDの給気と排気はスムーズで、インフレーターの操作ボタンの場所も使いやすい。
・カウンターラングが背中側に移動したので胸元がスッキリし、腰ベルトに付けたポケットへの出し入れや、肩のDリングへのカメラなどの取り付け&取り外しが容易。
・オフボードシリンダー(今回は3L)のフックは、上側は肩のDリング、下側はお尻部分にある股ストラップ付け根のDリングに問題なく手が届いてスムーズに取り付け&取り外し出来た。
加えて、些細な事ですが器材組み立ての際にキャニスターケースへのBCDの取り付けに、今までPoseidonのBCDではM6のナットを締め付けるのにボックスレンチが必要でしたが、今度のバックプレートでは蝶ナットを手で締めることができるので、ツアーにボックスレンチを持参する必要が無くなりました。
一方で、水平姿勢で泳いでいる時に頭を上げると後頭部にレギュレーターの1stが当たったり、SE7ENユニットの上側が背中から若干浮き上がる感覚もあったので、ウェイトの配置バランスや股ストラップの締め具合をもう一工夫する余地がありそうです。