PoseidonのSE7ENリブリーザーのBCDを、ハーネスタイプのものに交換してみました。これまでPoseidonのオリジナルのBCDを使っていましたが、やはり体格が大きく異なる欧米人向けに開発された製品のためでしょうか、今一つフィット感が得られません。あちこちのTech向けのダイビング用品店のWebサイトを見ていると、自分好みのBCDをあつらえられることが判り、軽量化と使い勝手にこだわってカスタムのBCDを実現してみました。
まず用意したのは、Dive Riteのハーネスベルトと股ベルト、Mares XR アルミ製バックプレート、Maresのソフトパッドです。これらを組み立てたのが、下の写真です。
この段階でハーネスベルトの長さを調整します。
次にPoseidonのBack Mount Counterlungをハーネスの肩ベルト部分に取り付け、Dive Riteのリトラクタブル・ウェイト・ポケットとMaresのユーティリティ・ポケットを取り付けます。ウェイト・ポケットには3kgずつ、両側で6kg、リブリーザーの左右のタンクベルトに各1kgを加えると合計8kgを装着できます。
ここまでBCDを用意できたら、いよいよリブリーザー本体にBCDをM6x25mmのビス2本で取り付けます。
最初にDive RiteのVoyager XT エアーセル。
さらに上記で組み立てたバックプレートにビスを通して、ウィングナットで締め付けます。
バックプレートの背中に当たる側にソフトパッドを取り付けて、出来上がり。
全体の高さを確かめるため、リブリーザー本体にレギュレーターと呼吸ホース類を全部組み立てて、背負ってみます。カウンターラングのTマニフォールドが両肩の真上に位置しているので、ほぼ良さそうです。
この写真で見ると、BCDのインフレーターホースが左のカウンターラングを押し潰しているようにも見えますが、実際に水中では浮力で本体がもう少し高い位置になるはずなので、おそらく問題ないでしょう。
ショルダーベルトにはクイック・アジャスト・バックルが付いているので、器材一式を背負ってから引っ張って締めれば、全く余分な遊びなくフィットします。BCDのエアーセルとカウンターラングが両方とも後ろに位置したので、胸元がすっきりしました。両肩と腰にはDリングがあり、ベルトには大型のポケットも装備したので、使い勝手も良好です。