PADIのリブリーザー・トレーニングを受けてお試し的にリブリーザー・ダイビングを経験し、高価ながらもその費用対効果を熟慮した結果、自分のダイビング生活を一段レベルアップして有意義に楽しむため、リブリーザーを購入しようとなりました。
まずは先日PADIのトレーニングで使用したPoseidonの製品を検討してみます。機能と品質については実際に使用したので、合格レベルにあることは間違いありません。また日本国内での販売とサポートのチャンネルが存在することも解っています。そこでPoseidonのホームページを開いてみました。
どうやらトレーニングで使用したMk6は改良されて、新製品のSE7ENが既に販売されているようです。製品紹介ページはなかなか充実していて、buyer’s guideやowner’s manualもすべて公開されています。それらをじっくりと眺めてみた結果、SE7ENは新製品とはいえ基本構成はMk6を踏襲していて、本体にカバーが付いて見栄えがスッキリしたのが大きな違いかな、と感じました。
価格は出ているかな〜? と思ってホームページを捲っていたところ、なんとweb shopと題して画面上で構成部品を選択すると見積もりが表示され、そのまま「buy」というボタンが押せるではないですか! 試しに選択した構成での見積もり金額は税込みでおよそ●●万円、もともと高額商品とは聞いていましたが、意外にも思ったより安いんです! 恐る恐る「buy」を押してみると、購入者の住所、氏名、連絡先電話とメールアドレスを求められますが、まだクレジットカード番号は求められていないので大丈夫。個人情報を入力して、「send」を押してこの場は終了。どうやらこの見積もりのまま直ちに購入申込みとなるのではなく、メーカー側から連絡が来るようです。そりゃぁ、そうでしょう。webでポチッポチッと選んだだけの構成で、果たして十分なのか適切なのか、いろいろ質問もしたいし。
果たして数日後、日本国内の販売代理店と称する担当者殿から、丁寧なメールが届きました。これは日本語で。どうやら私がwebで選択した構成の見積もり内容は、詳しくはこの代理店までは伝わっていなかったみたいで、ダウンロードして控えておいたWEB見積もりを代理店に示して、構成の妥当性と日本で購入の見積もりをあらためて問い合わせました。同時に、この代理店の社名はダイビング関係では聞いたこともなかったので、大変失礼ながら代理店の会社概要やリブリーザー製品の納入実績などを尋ねちゃいました。
すると翌日には同じ代理店担当者殿から丁寧に回答をいただき、その内容も詳細で適確なものでした。高価な買い物ですからメールだけではまだ不安なので、さらに細かい質問にかこつけて担当者殿に電話もしてみました。その電話応対も適切。しかも製品の技術的な内容も理解していて、こちらの質問にすぐに適確に回答してくれます。単に訳わからん商品を輸入販売するだけではなさそうだ。メーカーからの最新の納期回答も得られていて、メーカーとも密接に連絡取れているようだ。一方で外国製品の日本国内販売代理店というと法外なマージンを乗せて来る例が珍しくないが、この代理店の対応はメーカー価格に対してあり得ないくらい透明で、余分な販売マージンが乗せられている様子もない。おそらくメーカーからキックバックの形で代理店報酬が支払われるのだろう。
うん、これならこの代理店は信用出来そうだぞ。私の購入欲求は一気に膨らんだのでした。もうここまで来たら止まりません。一応、家計への影響を検討したり、妻の顔色を伺いながら了解を得たり、といったプロセスに数日費やしましたが、結論は変わりません。メールで「注文」を代理店担当者に送りました。
納期は約1ヶ月、10月末か遅くとも11月初めには納品される見通しです。というのも、構成部品のうち酸素センサーだけ、メーカーでも欠品になってしまったためです。その欠品の理由というのが、実はコロナ!酸素センサーの部品メーカーにて、人工呼吸器向けの出荷が優先されてしまったので、たかがレジャー用品(?)向けの出荷が遅れてしまったらしいのです。そうは言っても、酸素センサー自体は汎用性の高い部品なので、10月末までには補充される見通しとの事です。期待して待つことにします。