土曜日、日帰りで安良里へダイビングに行ってきました。
朝5時半過ぎに横浜市港北区の自宅をクルマで出発し、東名高速を順調に走って7時には沼津ICを出て、函南町のマクドナルドで20分ほど休憩と朝食。そこから修善寺、土肥を通って、9時少し前に目的地安良里に到着しました。1時間ほどクルマで仮眠し、10時から器材の準備、ウェットスーツに着替え、ガイドさんのブリーフィングを済ませて、11時に漁協前からボートに乗って1本目のダイビングに出ました。
一本目は「沖の根」ポイント。沖の根と西の根の間ではタテジマキンチャクダイの子供を発見。渦巻きはだいぶ崩れ縦縞が出始めていました。同じところではハコフグのペアが産卵行動。西の根の先端の-25mではオルトマンワラエビを発見。沖の根の上にはクロホシイチモジの群れやマダイの群れが見事で、カンパチも一匹通ってゆきました。残念ながら、前回の大島以来カメラが不調で、マクロ撮影で露出がまるで出ません。予備に持ってきたCanonのコンデジで撮影しました。
桟橋から徒歩3分のクラブハウスに戻って昼食です。私はお弁当を持参してきましたが、温かいお味噌汁もご馳走になり、体が温まりました。約1時間半の休憩の後、午後のダイビングは黄金崎公園ビーチなので、サービスのクルマで移動です。ハイライトはネジリンボウで、最初に向かった一番沖の個体は出ておらずダメ、その後1cmくらいの極小ネジリンボウがいましたが、小さすぎて私のコンデジでは無理。砂地を戻ってきてエントリー口の真前の個体は、周囲がストーンサークルで囲まれた立派なステージになっていて笑ってしまいました。
ケーソンではコロダイ、ムレハタタテダイ、マトウダイが見られました。
今回のダイビングでは、安良里ダイビングサービスTATSUMIさんにガイドしていただきました。水温が18℃、曇り空で薄暗い海中でしたが、透明度は10mを超え、特に1本目の沖の根周辺の魚影は濃いです。しかし、2週間前に紀伊半島へ上陸した台風18号の大波で海中は大きな影響を受け、ウミウシや小魚が消えてしまったようです。その後も南方系のチビたちは復活せず、その代りになんと冬の定番マトウダイ!ちょっと寂しい秋の西伊豆ダイビングでした。