先月はずーーーっと忙しい日が続いて、仕事では休日出勤5日(月間新記録かも)、休日も家庭の用事で追われ、振り返ったらレジャーに費やしたのは月初の伊豆大島ダイビング2日だけ。
そんな多忙もようやく一段落して、貯まりに貯まったフラストレーションを発散しに、南伊豆町の中木へスキューバダイビングに行って来ました。当初は土曜日に日帰りで予定していましたが、大雨と強風の予報で断念。その代わり、普段は遠くてなかなか行けない南伊豆まで前泊で行くことにしました。
金曜日の夕方になって急遽電話で予約した弓ケ浜の民宿でしたが、これが思いの外大当たり。夕食と朝食は民宿の域を超えたボリュームとクオリティ、お風呂は温泉で広々ゆったり。
日曜日の朝、弓ケ浜から中木へはクルマで20分ほど。現地の中木マリンセンターは充実した設備で快適でした。ダイビング専用のボートは、船尾にダイバー4名が同時にエントリー/エキジット出来る昇降エレベーター付きの、私から見たらセレブ仕様のボートでした。
海中はダイナミックな地形に群れ群れのサカナたちで、透明度にも恵まれて興奮ものでした。最初に目にしたのはニシキベラが集団で繰り広げる産卵行動。根の斜面には霞のように広がるネンブツダイの大群。60センチくらいのマダイ、メートル超えの巨大なクエ、カンパチやアオウミガメなど大物が次々に現れます。でも、不思議とサクラダイが見当たりません。ガイドさんはハンマーヘッドの出現を期待してか、度々ドロップオフで外海方向を眺めますが、あいにくそこはハズレ。
ローカルルールで潜降から概ね30分で浮上開始を求められるのはなんとも口惜しい限りですが、多くのグループが乗り合わせるボートダイビングでは、仕方ありません。じっくりフィッシュウォッチングという訳には行きませんが、たまには気分転換でこういう海に潜りに来るのもいいかも。
天気 くもり、気温 25℃、北東の風 4m/s、波 0.5m
水温 24℃、透明度 15m、流れ弱
一本目 潜水時間 36分、最大水深 21.1m
二本目 潜水時間 38分、最大水深 19.3m
10L スチールタンク、5mm ツーピースウェットスーツ、6kg ウェイト
利用サービス:サウスブルー 16,200円(税込)/2ボートダイブ