先週に続いて再び週末は伊豆大島へダイビングに来ました。今回は文化の日まで三連休、しかも朝から抜けるような青空に恵まれました。しかし、朝9時過ぎに高速船で久里浜港を出発する頃から10m/s近い冷たい北風が吹き、気象庁から「木枯らし一号」と発表がありました。秋の浜の方はエントリー口にも2m近い波が入ってくるため、浅場は巻き上げられた砂や海藻類の切れ端で少し濁っていました。
一本目は柳場さんのガイドで、あさひの根へ向かいました。ゲストは常連で経験も豊富なK嬢と私の2名だけ。しかし、あさひの根でもオシャレハナダイは外してしまいました。見られたサカナはチャイロヤッコ、アヤメカサゴ、こんな深場にもアカオビコテグリ。際との間のトサカの根元にはクダゴンベ。段落ちでは白いハナタツ、マツカサウオの1cmくらいの幼魚、トウシマコケギンポの団地の近くではゼブラハゼが10匹ほど見られました。
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昼食後の2本目は、同じく秋の浜の正面ガレ場へもぐりました。透明度が落ちた上に夕方で陽も陰って、海中はだいぶ暗くなっていました。エントリーしてすぐに見つけたセダカスズメダイの幼魚は、もうだいぶ成長して背びれの斑紋も半分消えかかっていました。右の砂地に繋がる斜面では1m以上ある大きなヘラヤガラが2匹、右の砂地から正面ガレ場ではイロカエルアンコウ、珍しく大きな岩の上の方にいたアカオビコテグリ、ジョーフィッシュ、1cmほどの可愛らしいダンダラダテハゼ、段落ちではワヌケトラギスが見られました。
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