春分の日を含めた3連休に、伊豆大島へダイビングに来ました。1月以来、約2ヶ月ぶりです。先週までは毎週末に嵐がやってきていましたが、今週こそは大丈夫 。。。のはずが、初日は雨模様でスタートしました。しかし、気温は春らしく14℃もあります。
Dive #590: 秋の浜、Entry 12:16 Exit 13:37 Dive Time 81 min. Max Depth 18.9m, Avg Depth 9.7m, Temp. 12.2℃, Visibility 10m
一本目は石田さんのガイドで、私を含めてゲスト4名で秋の浜に潜りました。どんより曇っているものの、波は静かで穏やかな海です。ところがエントリーしてビックリ! 浮遊物が多くて視界は10mやっと見えるかどうかという程度まで濁っており、水温も12℃台と冷た~い! 同行の二人のダイバーは深場が苦手で、ウミウシ類の撮影を希望とのことでしたので、秋の浜の正面の浅いところをゆ~っくり一回りしてきました。 サキシマミノウミウシ、サラサウミウシは3cmくらいありますが、ハナミドリガイ、チゴミドリガイ、アオボシミドリガイ、ヨゾラミドリガイなどはみな1cmあるかないかで、もはや老眼が始まってコンタクトレンズを入れている私の肉眼では細かな識別は困難です。それにしても、この程度の水深ではウミウシとて珍しい種類はなかなか現れず、ましてやサカナは低水温も手伝ってほとんど居ません。
Dive #591: 秋の浜、Entry 15:21 Exit 16:35 Dive Time 74 min. Max. depth 21.9m, Avg depth 10.0m, Temp. 12.2℃, Visibility 10m
昼食をはさんで、2本目のエントリーの頃には青空が覗いてきました。海はますます静かなベタ凪ぎですが、海中は相変わらず。。。 一本目よりは少し深く、”落っこちそうな岩”まで下りました。 一本目で観察した種類に加えて、ウデフリツノザヤウミウシ、ムカデミノウミウシ、サメジマオトメウミウシ、ハクセンミノウミウシ、シロイバラウミウシが見られました。 今回は少しはサカナ類も探したところ、産卵かな?とも見られる、体色をネオンサインのように変化させて興奮しているコウイカを観察したり、ホソウミヤッコ、1mくらいの大きなヒラメ、中層にはまだ子供サイズのイサキの大きな群れも見られました。 しかし、せっかくの中層の群れも、透明度が悪いために撮影しても背景が青く抜けてくれません。