春分の日からの3連休に、伊豆大島へ行きました。主な目的はダイビングだったのですが、出発前日になって「キレンジャクが見られていますよ~」との情報を得て、望遠レンズと三脚が一気に荷物に加わったのでした。初日の金曜日は雨模様の中で10時過ぎに大島に到着し、夕方までダイビングを楽しんで過ごしました。
土曜日の朝、他のダイバーたちは8時半にショップに集合してすぐにダイビングに出かけるのですが、私は双眼鏡と望遠レンズ付きカメラを持ってショップのクルマをお借りして、キレンジャクが現れているという場所へ向かいました。 その場所は元町の温泉施設「御神火温泉」の敷地内で、大浴場の庭先です。施設の駐車場にクルマを停めて、先に来ていた島在住の愛鳥家のお二人と合流しました。この施設と道路との境界にオオシマハイネズの生垣が続いており、キレンジャクはその実を食べに来ているそうです。開けた庭で身を隠す場所もなかったのですが、意外と警戒心は薄く、10mくらいまで近寄ることが出来ました。そこから先は大浴場の前に出てしまうので、カメラを持ってはヤバいです。
この場所では、このほかにホオジロ、ノスリ、ウグイスが見られました。
つづいてクルマを10分ほど走らせて、元町林道にやってきました。入り口にクルマを停めて林道を歩き始めると、メジロ(シチトウメジロ)、ウグイス、ツグミ、カワラヒワが見られ、林の奥からウソの声が聞こえていました。あいにくウソの姿までは確認できませんでしたが、やさしい笛の音のような、私の大好きな声です。
11時前にダイビングサービスに戻って、その日の朝に東京方面から高速船で到着したダイバーたちと合流し、夕方まで2本のダイビングを楽しみました。