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All year around activities: SCUBA, Snowboarding, Paragliding

カラスバト@伊豆大島

2009-05-10 10:50:58 | bird watching

5月9日~10日、1泊2日で伊豆大島へ来ました。8日(金)23:30に横浜港から東海汽船のかめりあ丸に乗船すると、9日(土)6:00に伊豆大島の岡田港に到着します。 前もって借りておいたクルマで、さっそく元町林道へ来ました。林道入り口にクルマを置いて歩き始めると、ウグイス、メジロとホオジロに出迎えられます。そのまま林道をゆっくりと歩いてゆくと、センダイムシクイとオオルリが囀っていました。オオルリは、30mほど離れて2羽が囀っており、地元の方の情報ではこのあたりに♂2羽、♀1羽が生息しているそうです。あいにく林道からはやや離れていて、姿を確認することは出来ませんでした。 このほかには、シジュウカラ、ヤマガラ、コジュケイが確認できました。

その後、午前中は秋の浜、午後はケイカイ浜でダイビングを楽しみました。ケイカイでのダイビングを終えて海から上がったところで、突然ピュウーィッという声とともに翼開長40~50ほどのほぼ褐色のシギが目の前を通り過ぎ、波打ち際の岩陰に隠れて行きました。最近の地元の方々の目撃情報などを総合すると、キアシシギだったと思われます。

P5093513

翌朝も5:30に宿を出て、今度は元町林道の南線を歩いてみました。同じように林道入り口にクルマを置いて静かに林道を歩いてゆくと、カーブを曲がったところで小さなシカと鉢合わせしました。肩高はヒトの腰くらいの、小型のシカ「キョン」です。向こうもしばらくは私に気付かずこちらに向かって歩いていましたが、こちらもまだカメラの準備が間に合わず、フォーカスもいい加減、シャタースピードもでたらめのまま、とにかく2~3枚シャッターを切りました。案の定、手振れが激しくなってしまいました。

キョン

さらに林道沿いに進んでゆくと、カラスバトが間近で鳴いていました。よく探すと、梢に止まっています。 私は実物を見たのは初めてです。体はカラスと同じくらいの大きさがありますが、紫がかった背中と細い首、体の大きさと比較してとても小さな頭が特徴的です。 天然記念物で、伊豆諸島や琉球列島などの島嶼部でしか見られないそうです。

カラスバト

この日も、林道よりもずっと下の方からオオルリの声が聞こえていました。場所はだいぶ離れているので、昨日の個体とは別だと思います。さらにこの後秋の浜へダイビングに行った時にも、駐車場のすぐ東側の林からオオルリの声が聞こえていました。 ひょっとして、今年は日本各地でオオルリの当たり年かも?

 

林道を後にして、今度は海岸線で野鳥を探してみました。泉浜沖では南西の風が強く吹いて、沖には白波が立っています。望遠鏡で覗いてみると、20羽ほどのウミネコの群れが飛び交っており、時折1~2羽が海岸近くまで偵察に来ます。波打ち際の岩場では、2羽のイソシギが見られました。

イソシギ ウミネコ


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