金曜日の夜、中央道、圏央道、関越道、上信越道を通ってクルマで軽井沢の山荘へ来ました。0時を過ぎて碓氷軽井沢ICを出ると、土日の高速道路上限1000円が適用になるので、おトクになります。その分、土曜日の朝は9時まで寝坊してしまいました。
昼前から、浅間高原のシャクナゲ園に出かけてみました。アズマシャクナゲが最盛期を迎えて、白やピンクの花をたくさん咲かせています。
園内にはハクサンシャクナゲやレンゲツツジも植わっていますが、まだ花は咲いていません。ウグイス、キビタキ、オオルリ、ジュウイチの声を聞きながら、遊歩道をどんどん登ってゆくと、次第に唐松の林から五葉松に変わり、シャクナゲもまばらになってきます。約1時間で海抜1,820mの尾根山頂まで来ると、眼下に嬬恋高原を一望し、向かいに白根山、万座高原が見えてきます。コケモモ、コマクサはまだ花を付けていませんでしたが、コバノツメクサ(だと思うけど、ちょっと怪しい)が唯一、径5mmほどの可憐な白い花を咲かせていました。
尾根山頂からは浅間山の外輪山のひとつ、蛇骨岳の山頂まで目の前です。その斜面にはホシガラス、メボソムシクイ、ルリビタキの声が聞こえ、上空にはノスリ(たぶん、)が旋回していました。帰り道は唐松林の中を下りてくると、見慣れないチョウがいました。帰宅後、図鑑で調べたらヤマキマダラヒカゲでした。