よしべや自然博物館

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天文初心者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の覚書021(SiriL⑧画像処理学んでみた3、星消し)

2024-09-12 00:58:00 | 覚書・機材
SiriL⑧画像処理学んでみた
3、星消し(StarNetを用いたStarless画像ファイルの作戒)


Chris Grayさんのチュートリアル動画の学習記録です。

ブログ主の技量不足によりチュートリアル動画を正確には再現できてません。
未熟者よしべ~の『個人的な覚書』です。

画像処理の流れ
0、ホーム(作業)フォルダー設定など
1、Background Extraction(勾配補正)
2、逆畳み込み、フォトメトリック色補正(PCC)&プレートソルブ
3、StarNet Star Removal(星消し)
4、GHS変換(一般化双曲線ストレッチ変換)
1)星ファイル(Starmaskファイル)→Modified arcsinh transform、彩度補正
2)星消しファイル(Starlessファイル)→GHS(2~3回)、Linear stretch(BP shift)
5、Star Processing→Star Recomposition(再合成)で微調整


3、StarNet Star Removal(星消し)
StarNetは、天体画像から、星を消した画像をつくるソフト。本画像と星消し画像から、星だけ画像も作ることができ、星消し画像(Starless)と星だけ画像(Starmask)を別々に処理して、再合成(Recomposition)することで、より良い天体画像を作ることができる。
コマンド版のStarNetは16ビットのTIFFファイルにしか対応してないが、その辺の変換も含め、SiriLが対応してくれるので、クリック2~3回で、Starless、Starmaskの32ビットのFitsファイルを作成してくれる。それでは、

▼ボタンから、画像処理メニューをドロップダウンさせ、まん中より少し下のStar Processingから

StarNet Star Removalを選ぶ。

表示されたメニューの黄色□のところ2ケ所にチェックを入れる。

Executeをクリックすると
コンソールに実行状況が流れ

終了すると
星無し画像が表示される

さらに、ホームフォルダーには、
Starless(星消し)画像と共に、Starmask(星だけ)画像もFits形式で保存される。
ちなみに、Starmaskファイルは

(対数ストレッチで表示)

いよいよ次回は、GHSメニューから、Modified arcsinh transformを使ったStarmaskファイルの画像処理。


ところで、ここまでMacOS14とSiriL1.2.3で作業してきたのですが、誤ってMacOS15にUpdateしてしまったので(^^;ついでにSiriLも1.2.4にUpdateして、続けます(^^;

参考資料
03)Constellation~StellarScenesさん『星座』へのリンク
04)Siril.orgへのリンク
05)Chris Grayさんのチュートリアル動画へのリンク



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