よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4091(いっかくじゅう座 クリスマスツリー星団 with SV220)

2024-12-24 01:00:00 | NGC天体他
いっかくじゅう座 NGC2264 クリスマスツリー星団+コーン星雲
画像イ、11/24 3分露出60分のライブスタック、
SV220使用、トリミングあり、90°右回転(下が北)

(SiriL+StarNetで画像処理)
本日はクリスマスイブということで、クリスマスツリー星団(^^;

何度も撮ってますが満足いくものは撮れませんね(^^;
デュアルバンドフィルターSV220を使うとSh2-273(きつねの毛皮星雲)の写りが悪いことはわかっていたのですが、これも経験と試してみました。
明日はUV IRカットフィルターで撮った画像出します(^ ^;

画像ロ、SiriLのアノテーション
画像ハ、ASIAIR画面スクショ

画像ニ、ライブ画面スクショ

画像ホ、導入画面

画像へ、導入画面広域

観望データ)
場所 メダカベヤ
日時 2024/11/24 PM9頃
(主鏡)FMA135+ASI585MC+SV220(Gain252)
(ガイド)SV165+ASI120MM+UV IRCut
(架台等) 赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR plus、iPad mini6、ダーク補正あり

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク




電視観望の記録4090(いっかくじゅう座 かたつむり星雲 at FMA135)

2024-12-23 01:00:00 | NGC天体他
いっかくじゅう座
IC447 Dreyer'sNebula/かたつむり星雲
画像イ、11/29、3分露出60分のライブスタック
UV IRcut使用、ダーク補正あり、右が北
(SiriL+StarNet、GraXpertで画像処理、写真アプリで調整、トリミングあり)
画像ロ、SiriLのアノテーション

『IC447はいっかくじゅう座の反射星雲。クリスマスツリー星団のすぐ西(左)に位置する。画像イの白い部分が殻で、黒い部分が胴体、右上のIC446とそのすぐ左のvdB79が角の先の目に見える。もう少し、広く写せると違う見方もできる。』
と、先日の星見娘4222で書いたのですが、その広く写したのが画像イ。IC447がかたつむりの殻、NGC2245とNGC2247が触角(目?)に見えます。こちらの方がユニークなかたつむりで好きなんです。

あともう1枚、クリスマス・ツリー星団と一緒に写した画像を処理中(^^;

画像ハ、導入画面

画像ニ、導入画面広域、近くにクリスマスツリー星団

画像ホ、ライブ中画面

画像へ、参考)ライブ画面スクショ

観望データ)
場所 メダカベヤ
日時 2024/11/29、午後9時頃から約1時間
(主鏡)FMA135+ASI585MC+UV IRcut(Gain252)
(ガイド)SV165+ASI120MM+UV IRCut
(架台等) 赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR plus、iPad mini6、ダーク補正あり










星見娘で電視観望4224(オリオン座 Sh2-254~258 だんご三兄弟)

2024-12-22 01:00:00 | SeestarEtc
オリオン座
 Sh2-254~258 だんご三兄弟?

画像イ、11/28、LPフイルター使用、15分のライブスタック
真ん中がSh2-257、そのすぐ右に小さくかすかに256、大きいのが254、下が255(IC2162)、さらにその下白くかすかに258

(ディノイズあり、写真アプリで調整)
FMA135+ASI585MCで、Lower's Nebula (Sh2-261) を観望(画像ホ)していて偶々画角に入ってきて、オリオン座にこんなのあったのかと。FMA135では小さいのでSeestarS50で取り敢えず見てみました。
ネットでは『だんご三兄弟』の愛称も見かけますが、よしべ~的にはキノコの山+1でしょうか(^^;

閑話休題

IC2162(=Sh2-255)は、距離約6700光年の輝線星雲。あと色々検索を掛けて見たが、画像・個人のサイトは多いのだが、他には学術論文などがヒットし、大規模複合星形成領域等の言葉が見られるものの総合的な解説には到達できなかった。
まあ、こんなこともある。だんご三兄弟?キノコの山?色々見て楽しむことにします(^^;
画像ロ、Seestarアプリのアノテーション

画像ハ、導入場面
画像ニ、導入場面広域
画像ホ、FMA135+ASI585MCの画像
スクショ撮ってだし、
上からSh2-254~258、真ん中がLower's Nebula、下が37星団

画像へ、SeestarによるLower's Nebula
導入とスタックで位置がズレるので難儀しました。

参考資料等
02) Seestarマニア Junpyさんのサイト
03)Constellation StellarScenesさん『星座』へのリンク
05)IC 2162/ Sh2-254 - Sh2-258 英文です。heliagate.net オリオン座の星雲複合体とのこと






星見娘で電視観望4223(紫金山アトラス彗星 まとめ)

2024-12-21 01:00:00 | 太陽系内
紫金山アトラス彗星 Tsuchinshan-ATLAS C/2023 A3 まとめ

1、PNGアニメーション無限ループ
(Seestarで撮影、1枚約5秒表示6枚)

観望データ
1枚目2024年10月18日午後06時過ぎ
(30秒3枚、自宅)、6枚目にも配置
2枚目2024年04月25日午後09時過ぎ
(10秒15分、自宅)
3枚目2024年04月28日午後12時前
(10秒36分、自宅)
4枚目2024年07月04日午後09時前
(10秒10分、自宅)
以上Seestar S50によるライブスタック
5枚目2024年10月01日午前05時頃
(風景モード動画から作成した9枚のPNGファイルを
SI9バッチメニューからの手動コンポジット、海岸)

2、11月3日午後6時頃自宅にて

(FMA135+ASI585MC+VirtuosoGTi、30秒露出5分のライブスタック)
「やった。私にもSeestar以外で撮れた!綺麗じゃん。明日は、尾もっと長く写すぞ!」と張り切ったが、上の機材で撮れる様な日はしばらく無く、諦めてしまった。残念(^^;
彗星観望用のCBPフィルター(コメット・バンド・パス・フィルター)を初めて彗星観望に使用。大袈裟だが、なんか感無量だった。

3、1、以後12月5日までSeestarS50で
1)11/04
写りは悪いがまだまだ立派

2)11/30 
寂しくなったが、これまでの観望してきた彗星より立派
3)12/05 
彗星とはわかる姿だがずい分暗く小さくなった。

感想)
世界中が見える見えないで大騒ぎした紫金山アトラス彗星。ネットでは彗星祭りもありました。一番条件の良い時は逃しましたが、私も観望することができて良かったです。
悪天候中、他の方のブログやツィートに「いいね」を押し続け、心の中はみんないいな私も一瞬でも見たいと思う日々が続きました。
10月1日、10月19日の観望でSeestarをコントロールするスマホに彗星が写った時は、ビックリしながら『私にも見えた』と感無量。
残念ながらへール・ポップ彗星以来の肉眼での観望は適わず。星座ビノでほんの一瞬2回見えたのみ。館長に見せてあげられなかったのが心残りです。
いつものことですが、Gooblogの先輩方をはじめネットで有益な情報を発信頂いた皆様に感謝申し上げます。m(__)m
特にいつも勉強させて頂いているStarlight Terraceさんのブログでは観望計画や観望に適した場所を教えて頂き継続して観望することが出来ました。(山の上からの観望計画は熊の目撃情報で立ち消えたのが残念でした;^^)1や3の画像を見返すと、彗星ってこんな天体なんだということや、ネットで発信されている皆さまが伝えたいことがより理解された気がします。改めて深く感謝申し上げます。m(__)m









よしべ~の業務報告41220(SharpCap用パソコン購入・設定)

2024-12-21 00:59:00 | 業務報告
2024/12/20
Let’s Note CF-SV7(2018年発売機種)
○○AZONでリユース・コンピーターをSharpCap用に購入しました。
これまでのパソコンはMacbookのBootCamp上でWindows10。メモリー8G、SSD128G空き容量残り40G。惑星の動画5本ぐらいで残り0近くになるので(^^;苦しかった。
ちなみに、天文系某有名インフルエンサーさんが撮影・制御用に購入されたパソコンと多分ほぼ同じ。

*SharpCapは有名・高機能の天体観望・撮影ソフト。Windows上で動作する。DSOから太陽・月・惑星までのオールラウンダーのソフト。

主な仕様
CPU i5 8350U(第8世代 Windows11対応、これまでより、性能約1割減)
メモリー 8G(これまでと同じ)
SSD 512GB(新品交換機、これまでの4倍!電源投入直後空き容量400Gbyte)
USB3 3ポート(これまで電源兼用USB3.2 2ポート)
価格 2.5渋沢(Macbook Air 2019は当時16諭吉)
良かった点)
・安い!
・純正の電源ケーブルがついていた。
・バッテリィーの健康度が約95%らしい。
・使わないソフトがほとんど入ってない。さらに使わないゲームなどはアンインストールした。
・軽い!約1kg。
・結構綺麗(よしべ~基準)。
・サーマルスロットリング(CPUが高温になると自から処理速度を落とすこと)がないためか、買ったばかりでソフトがあまり入ってないためか、体感速度はこれまでのMacより速い。
・『コントロールパネル』アイコンがデスクトップにあらかじめ配置されていた。わかってらしゃる(^_^)

以下設定の覚書(羅列?)ですので、閲覧御注意下さい。m(__)m
(ソフトは、購入したものも含めて検索かけてダウンロードしています)

01)CoreTempインストール、CPU温度確認(概ね60°C以下、これまで負荷かけると100°C張り付き)
02)CrystalDiskMarkインストール、SSDのスピードチェック。

普通のSSDでした。早いNVMeのSSDも積めるらしいので、少し残念。価格が価格だから仕方ない。(これまでの6分の1のスピード、問題あれば今後自分で交換?)
03)WindowsUpdate

04)Windows11 Ver24H2 アップデート・インストール

05)OneDrive接続(Mac・iPadとのJpeg、Png画像共有のため)


観望・撮影ソフト)

06)SharpCapインストール

07)SharpCapProライセンスペースト(2台目の設定)・アクティベート

08)ZWO・カメラドライバーインストール(ASI585MC、ASI715MCの為)

09)ZWO・ASCOM Driverダウンロード(後曰設定)

10)PlayerOneカメラドライバーインストール(Neptune-CⅡ、Ceres-Cの為)

11)PlayerOne、ASCOM6.5用ドライバーダウンロード(後日設定)

そして、SharpCapProとCMOSカメラ接続チェック。OK!


撮影・画像動画確認のため)

12)SiriL1.2.5インストール

13)StarNetインストール・SiriLとの連携設定

14)ASIStudioインストール(惑星撮影・惑星動画・Fitsファイル確認用)

15)GraXpertインストール、テスト(テスト時にAIモデルがダウンロードされるので、あらかじめ)

SeestarS50の画像はこのパソコンでも処理できるかな~(^^;、4KFitsファイルの処理は多分無理だろうな(^^;


その他)

16)ステラナビゲーター12インストール

17)ASCOM Platform6.5ダウンロード(後日設定)


惑星観望の時は、いつもVirtuosoGTiをスマホでコントロールするので、これで木星・火星などの観望・撮影OK。


DSO(星雲・星団・銀河)を観望するには、Windows用のSynScanProとASCOMドライバーをダウンロード・インストールして、ASCOM経由で各ソフトを連携させれる必要がありますが、それは次の悪天候の日に(^^;

また、きちんとした画像処理はデスクトップパソコンで行うので、RegiStax6(RS6)、ステライメージ9(SI9)、AutoStacker!4(AS!4)等は今のところインストールする予定無し。PHD2は今後の課題(まだ、設定きちんとできない;^^)



2024/12/22

テスト

Mak127+ASI715MC+×2バロー、VirtuosoGTi、iPhone7(コントロール)

◎ベランダで金星

・VirtuosoGTiを昇圧ケーブルを使いモバイルバッテリィーで運用。寒さの為か、VirtnosoGTi動作不良。導入できずにテストまで至らず撃沈(^^;

バッテリィーの残容量が無かった模様。

◎メダカベヤで木星

・電源をポータブル電源に変えて、VirtuosoGTi動作問題なし。

・問題ありは木星。雲の通過で見え隠れ(^^;

・テストと割りきって、動画2000フレーム5本。ほぼ連続撮り。CPU温度70°C未満問題無し。容量30Gbyte消費。

・惑星ライブスタッキングは途中で木星が雲で消えるので、最後までテストできず(^^;CPU温度は70°C未満。

・キーボードが光らないので明かり必要か。

・ASIVideoStackにて、1本だけスタック処理。特に問題なし。

メダカベヤで火星

・2時間ほど雲が去るのを待機したが、導入するに到らず(時々30秒程見える; ^^)。バッテリー消費30%。(SharpCapProにASI715MC接続状態)。


2024/12/23
◎ベランダで金星
・やはりVirtuosoGTi+モバイルバッテリーの不調(^^;ポータブル電源に変えるなどして継続。隼中力も切れ、途中で止めようかと思いながら、1時間半かけてやっと2000フレーム動画2本。それもボテボテ。スタックしてみたら、驚きの

形出すことが目標なので充分。4K動画のためトリミングあり。またASIVideoStackで13分程かかる。ちょっと苦しい。
◎メダカベヤで、木星と火星
結果は撃沈だったが、金星と合わせて動画8本。消費容量80Gbyte。3000フレーム動画も撮ってみたがパソコンには問題無し。CPUが古いのでスタックは苦しい。