おうし座 M1(NGC1952、かに星雲、超新星残骸)
画像③Seestarアプリ画面のスクショ
(時間的に前後する。本記録は10月12日のものであり、13日にSeestarアプリVer.1.9.0にアップデートしたことにより、よしべやのアップル製品の不具合は解消された。以下アプリVer1.8.0、Firmware1.65での記録。)
画像①該当部分トリミング
画像②LPフィルター使用、12分のライブスタック
画像③Seestarアプリ画面のスクショ
(Markをタップしてもアノテーションは表示されず、右上には、M1と出ているのに・・・)
画像④念のため、FitsファイルをAstapに読み込んでのアノテーション
超有名天体かに星雲、様々な記録に残る1054年の超新星爆発(SN 1054)の残骸。中心には、中性子星が残り、パルサーとして約1/30秒間隔で、電磁波やX線を放出している。
天文無知の観測員、春のベランダから、かに座が観測できなくなる時期に、かに座でかに星雲何処にあるか探した。その結果、なんとおうし座にあった。名前の由来は、イギリスの天文学者ロス卿が、フィラメント構造がカニの足に見えることかららしい。確かにフィラメント見えてます。やっと会えた。
画像②は、13日0時34分保存、12分のライブスタックの記録。12日の電視観望最後の天体。ここまで順調に電視観望続けてきたiPhoneSE3だが、かに星雲の自動導入できず、何度やってもメダカ部屋室内を写す、M10Plus(アンドロイド12タブレット)に切り替えると、一発導入。良かったと一息ついてよこを見ると終わらせたはずのSE3が光っている。なんと2台つなぎ(画像⑤)。
そのあと、観望最後までこの状態、一方を操作すると他方もそれにつれて画面が変わる。ただし、画像が保存されるのは操作した端末のみ、怪我の功名みたいなものだが、よい体験ができた。これで館長や飼育員さんと一緒に観望できる。
画像⑤アプリ画面をピンチアウトで拡大した、色合が違う
画像⑥iステラHDによる観望位置
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」誠文堂新光社
2)浅田英夫著「エリア別ガイド 星雲星団ウォッチング」地人社館
3)早水 勉著「The Book of The Starry Sky 星空の教科書」技術評論社
4)渡邉耕平著「電視観望 実践ガイドブック Ver 1.1」株式会社サイトロンジャパン
5)JUNZO著「アンドロメダ銀河かんたん映像化マニュアル」日本実業出版社
銀河星雲マニア~JUNZO氏が立ち上げた著書と連動したWebsite
6)渡邉耕平著 根本泰人監修「月・惑星撮影 実践ハンドブックVer1」サイトロンジャパン
電視観望の記録等関連Blog
01)電視観望の機材07(機材一覧表)
撮影情報
2023年10月13日午前0時半頃、晴れ
メダカ部屋
おうし座 かに星雲(M1、NGC1952、超新星残骸)
Seestar S50+iPhone SE3、12分間のライブスタック撮影、LPフィルター(光害カットフィルター)使用
AffiniyPhoto2で画像調整
「写真」アプリで、各調整
「AIで写真高画質」で、ノイズ処理(弱)
追加)
ZWO Seestar関連怒涛のUpdate
この1週間で、
iOS版
1.8.0→1.9.0→1.9.1
Android版
1.7.0→1.8.0→1.9.0
Firmware
1.65→1.68→1.70