郊外の丘に住んで

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東京檜原村の一軒家で

2023-08-11 09:01:31 | 日記

暑いので今週も奥多摩へ行った。

先週に行ったとき、木々のこもれびが爽やかな駐車場をみつけた。

端のほうにテーブルとイスがあり、ご自由にどうぞ、との板もある。

既に一台先客があった。

急な細い坂道の下に住居らしい屋根の一部が見えた。

高齢の男性が上がって来た。

秋川に釣りにでも来た人かと思って話しかけたらその家のご主人で

駐車場もその方のものとのこと。

良いところにお住まいですね、と言うと、ちょっと休んでいきませ

んか、と言ってくれた。

部屋にどうぞ、と言われたが縁先でお茶とお菓子の接待を受ける。

収穫したばかりのキュウリでそうめん風の一皿も出してくれ、冷た

くておいしくいただいた。

見ず知らずにもかかわらず自然な応対に内心驚きもあったが、

懐かしい気持ちがした。田園に囲まれたわが故郷でも当時村全体が

そんな感じだった。家族構成など細かいことは聞かなかったけれど、

このお宅には古き良き時代が未だに生きている。心に残るひととき

だった。

今日やってきたのはお礼の目的もある。ご主人は庭先で大きな鎌を

たくさん並べて研いでいた。関係するNPOの団体から頼まれたので、

と忙しそうだったのですぐ失礼する。

 

檜原街道を奥へと車を進める。

 

都民の森に到着。

 

長い長い階段を上る。

 

木工センターへ。

孫たちを連れて賑やかに来ていたころを思い出しながら老夫婦で

キーホルダーを作る。

 

レストランで休憩。開け放した窓から入る風が最高だった。

体は涼しく心は温かな一日だった。



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