高校生撃たれた香港、ゲリラデモ相次ぐ 警察は夜間外出禁止令を要請
香港で、デモ隊と警官隊との衝突で高校生が警官に撃たれたことに抗議して、ゲリラデモを行う人々(2019年10月2日撮影)。(c)NICOLAS ASFOURI / AFP
【10月3日 AFP】香港では2日、警官がデモ隊との乱闘中に男子高校生(18)の胸部に向けて実弾を発射したことへの怒りの声が高まる中、複数のデモがゲリラ的に行われた。無許可のデモ行進に参加した大勢の人々は、警察と香港政府に抗議するスローガンを繰り返しながら、地区から地区へと練り歩いた。
一方の警察は、発砲した警官について、自身と同僚の命の危険を感じての対応だったとして熱い擁護論を展開。「危険を取り除くため、直ちに発砲するほか選択肢はなかった」と主張した。
警察発表によると、男子高校生が撃たれた1日のデモ隊と警察との衝突では、12~71歳の269人が身柄を拘束された。これは、1日の逮捕者数としては抗議デモ開始以降で最多。また、この日だけで警察は催涙弾約1400発、ゴム弾約900発、スポンジ弾約230発、ビーンバッグ弾約190発を使用し、威嚇のため実弾5発を発射した。(c)AFP/Jerome TAYLOR, Yan ZHAO
ソウルで文大統領に退陣要求デモ 韓国
韓国・ソウル中心部で行われた、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の退陣を要求するデモの参加者ら(2019年10月3日撮影)。(c)Ed JONES / AFP
【10月3日 AFP】韓国・ソウルで3日、文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)大統領に退陣を要求するデモが開かれた。
文大統領の支持率は、疑惑の渦中にある曺国(チョ・グク、Cho Kuk)新法相の任命を受けて過去最低に落ち込んでいる。(c)AFP
R・クレイダーマン氏と共演も、母子で苦難乗り越えた自閉症のピアニスト
東京のコンサートでピアノを熱演する劉明康さん(2019年9月27日撮影)。(c)東方新報/王淏昱
【10月3日 東方新報】劉明康(Liu Mingkang)さん(16)は、7歳の時に「自閉症」と診断された。母は絶望的になったが、「失敗しても頑張る。ダメでも頑張る」の精神で母子は乗り切り、フランス人ピアニストのリチャード・クレイダーマン(Richard Clayderman)氏も認める、ピアノ演奏の才能を開花させた。
劉さんは、東京で開催された「中華人民共和国建国70周年記念コンサート」に出演するために来日。関係者を交えたインタビューに応じた。
体細胞クローン豚23頭が誕生 中国・四川省
巴中市原種青峪豚飼育場で青峪豚の体細胞クローン胚移植技術により生まれた子豚。四川農業大学提供(2019年9月29日撮影)。 (c)Xinhua News
【10月3日 Xinhua News】中国四川農業大学(Sichuan Agricultural University)は1日、同省巴中市(Bazhong)にある原種青峪(せいよく)豚飼育場で9月29日に、青峪豚の体細胞クローン胚移植技術により妊娠した母豚4頭が原種青峪豚23頭を出産、子豚の健康状態は良好だと明らかにした。
「巴中土猪」とも呼ばれる青峪豚は、四川省のブランド豚で、同省の「畜禽遺伝資源保護リスト」に掲載されている。
「チョウの海」、観光客を魅了 上海市
【10月3日 Xinhua News】中国上海市の上海動物園では、7回目となるチョウの展覧会「チョウが舞う上海の国慶節」が開催されている。観光客が会期中、毎日「チョウの海」を散策できるよう、同園は約30種類のチョウ計8万匹を放す。(c)Xinhua News/AFPBB News
日本の毒キノコ「カエンタケ」、豪で初発見
豪ケアンズ郊外のレッドリンチバレーで撮影されたカエンタケ。レイ・パーマー氏撮影、ジェームズクック大提供(2019年10月3日公開)。(c)Ray PALMER / JAMES COOK UNIVERSITY AUSTRALIA / AFP
【10月3日 AFP】毒キノコの中でも致死性が極めて高い「カエンタケ」が、自然の分布域である日本や韓国から数千キロ離れたオーストラリア北部ケアンズ(Cairns)郊外で初めて発見された。
豪ジェームズクック大学(James Cook University)が3日、発表した。地元の写真家が見つけ、同大の菌学者、マット・バレット(Matt Barrett)氏がカエンタケと同定したという。
鮮やかな赤い色をしたカエンタケは、日本や韓国の山間部に生えている毒キノコ。よく似た食用キノコや伝統薬に用いるキノコと間違って食べたり、煎じて飲んだりした人が死亡した事例が報告されている。食べると嘔吐(おうと)や下痢、発熱、しびれなど数々の「恐ろしい」中毒症状を発症し、治療しなければ多臓器不全や脳損傷から死に至る。また、触れただけで皮膚から毒素が吸収されるキノコとして知られているのは、カエンタケのみとされる。
今回カエンタケを発見した自称「キノコマニア」のレイ・パーマー(Ray Palmer)氏は、この10年ほど地元ケアンズ周辺の熱帯雨林でさまざまなキノコを撮影してきたとAFPに説明。「この辺の熱帯雨林を散策して、キノコを撮っている人は他にいない。まだ、かなりの発見があるはずだ。もしかしたら数年のうちにも」と語った。(c)AFP
*上記はAFPBBNEWSの記事から引用しました。
*今日の一言
神奈川)写真で紹介 美智子さまの軌跡 14日まで開催。
上皇后美智子さまの軌跡を紹介する写真展「美智子さまの時代」(朝日新聞社主催)が2日、横浜市西区のそごう横浜店で始まった。ご成婚前の若かりし頃や、育児や料理をする様子、被災地に赴き寄り添う姿などが展示されている。初日は、50代以上の世代を中心に多くの人が訪れた。
展示されているのは朝日新聞社が保有する約14万点の美智子さまの写真の中から選ばれた約150点。昨年10月に刊行された「美智子さまの時代」(朝日新聞出版)に掲載された写真を中心に、「プリンセスとしての美智子さま」「妻として母として」など、八つのカテゴリーに分けて紹介している。
2002年サッカーW杯決勝を横浜国際総合競技場で観戦する様子など9点が横浜特別展示として展示され、同店でしか見ることができない。
横浜市神奈川区の主婦、大谷智恵子さん(78)は美智子さまと同じ年に結婚。「新婚時代を思い出した。約60年間同じ時代を歩んできた」と笑顔で話した。
入場無料。14日まで。午前10時~午後8時(14日のみ午後6時)。問い合わせは(045・465・2111)。
*上記は朝日新聞デジタル版の記事から引用しました。
*写真が好きな方、美智子様を愛する方は、ぜひ観て下さい!感動します!