No60

No60

「眼球綺譚」を読んだ。

短編かと思ったら、由伊と言う女が出てくるんだ。

怪談の内容が違っても、幽霊は由伊なんだな。

怪談って不幸な出来事でも解決できず助けてもらえないかった恨みという、極ネガティブ指向の人が幽霊に化けるんだな。

俺も幽霊になれるかなあ？俺も負けずネガティブだから、なりたいなあ、怨念の幽霊。

七夕に書こうかな、幽霊になって人を呪いたいって。

あっという間に。

AM6　

あっという間に8月。

昨年の夏が昨日のようだ。

きっとあっという間に冬が来て、今年も終わり、また夏が来る・・。

1年がすごく早い。

リムが亡くなって3年、父が亡くなって1年。

俺もあっという間に還暦、気が付くとよぼよぼ爺、あっという間に死ぬんだろうな。

何も変わらず、これと言って良くも悪くもなく、蟻のように生がおわると思う。

容姿、顔について。

最近、知ったことだけど、容姿や顔ってその人の現在の状況を映している。

その人は今は幸せか？不幸か？

裕福か？貧乏か？

恋人がいるか？既婚者か？独身か？仲良く愛し合っているか？そんなことが解る。

まあ、一概には言えないけどな。

みたされている人は朗らかで、優しく微笑んでいて、髪が整えられていて、服装が清楚。

健康そうで顔色が良く、自己管理ができている。

そういう人には心開く人が多い。

そうでなくてもそういう容姿を意識しろと言うことなのかもしれない。

for you

for you

「死の彼方までも」を読んだ。

4編の物語。

騙す人騙される人、使う人使われる人、苛める人苛められる人。

そこには平等はなく、どちらも平安ではない。

それでも解っていても自分の立場を受け入れる。

俺は人が嫌い、人を信じないし、できるだけ関わりを持ちたくない。

それが60年生きてきて出した結論だ。