Riders cafe Racer

モンブランのケーキセット。

モンブランはサツマイモと、チーズの2種類があるんだ。

コーヒーとのセットにウエハウスとドライ果物がついて、960円だったかな？

お客は多いんだ。

みんな交友社交的で、気さくに声をかけてくれる。

俺がケーキ食べてたら、「おいしそうですね」「今日はどこに走ってたんですか？」

などと、会話の口火を切ってくれた。

「今日は茨城空港まで行ってきたんです」と言って、スマホで撮影した動画を見せてくれた。

俺は人見知りだから、うれしい。

「ヒトリシズカ」を読んだ。

表題の通り静加は一人だったんだ。

若くして、親や大人の汚さ残酷さを知ってしまう。

未成年者が自分一人で世渡りをすることは、世間を欺く以外選択はない。

誰にも心を開かずにしかし、確たる信念をもって、妹の幸せだけを願ったんだな。

こんなに冷静な人を俺は知らないが、こういう人間に憧れる。

常陸太田にて。

叔父の葬儀に参列した。

三密回避で、食事は弁当持ち帰りとなった。

でっかい弁当だ。

Riders cafe Racer

一つのテーブルを囲んでお茶を楽しむお店だ。

まったく初対面の俺も気軽に仲間に入れてくれた。

陽気に話す常連客と、オーナーとの会話はバイク好きには興味のある話題だらけだ。

モンブランとコーヒーのセットをオーダーした。

写真撮る前にちょっと食べてしまった。

お皿の絵はオーナーがチョコと何かで書いてあるんだよ。

何か。

子供のころからの古い写真を見ていた。

皆さんはこういう場合、こう思うことある？

「このころは楽しかったなあ」と思うこと。

俺はどの写真を見ても、楽しかったとは思えないんだ。

楽しいことの点のような時間の前後には必ず面倒くさい、疲れるようなそんな出来事の記憶が強いんだ。

旅行は楽しいけど、旅行から帰ると、疲れしか残っていないし、次の日の仕事が憂欝とかね。

俺は常にそう思ってしまうんだ。

だから一番楽しいのは旅行に行く前夜、休日の前夜・・そうその一時だけなんだ。

俺だけかなあ？

写真は30年前、秋田犬のゲンキが川辺で遊んでいる。

いつも狭い庭にいさせられ、とくにかわいがられることもなく、早死にしてしまったんだ。

このころは仕事に追われ、早朝から深夜まで仕事で疲れ、ゲンキを相手にできる余裕もなかった。

「仕事なんて、気を入れるものじゃない」という大切なことを知らなかった時代だ。

L'Arc～en～Ciel「HONEY」-Music Clip- [L'Arc～en～Ciel Selected 10]

素晴らしい。


L'Arc～en～Ciel「HONEY」-Music Clip- [L'Arc～en～Ciel Selected 10]

昔から。

俺は占いを見てもらったことがないけど。

家族が占ってもらったときに、俺のことが話題になるらしい。

俺は先祖に守られていて、晩年は悠々自適に暮らせると聞いた。

思えば、

40歳でタバコをやめて、50歳で酒をやめて、60歳でバイクに乗って、筋トレを始めた。

それは生活の流れの中で、必然的に、まるで決まっていたかのように、そうなったんだ。

あと10年の中で、音楽活動を再開して、バイク大型免許取って、ハーレーに乗って、静岡県あたりに引っ越して。

そんな余生がありありと目に浮かんでくるんだ。

・・・・そうなればいいな。

革ジャンの季節到来。

と言っても、これは中国産のフェイクの革ジャンだ。

何が流行っているとか、バイク仲間もいないし、付き合いもないし、専門誌も見てないから知らない。

情報はネットで調べ、youtubeで観る、それがすべて。

俺が良いと思うものを追求し、ヤフオク、メルカリで掘り出し物が出るまで待って、驚きの安価で購入する。

五十里ダム？

駅が地中にある。

一見、道の駅かと思うと、東武線だった。

お土産売り場でサンショウウオの燻製が売られていた。

千と千尋の神隠しでカマ爺が持っていたものと同じだろうか？

鬼怒川温泉に行った。

廃墟のホテルが連なっている。

バブル期終わりに倒産したと聞いた。

世渡りは難しいんだな。

俺はホテルの前にある、ロープウエーに乗って、サル山に上った。

猿はエサを求めて、俺の気を向けようと必死に音をたてたり、金網から手を差し出す。

子供や、老猿にエサを与えてしまうのが人情だよな。