午後22時、今日も仕事に追われて、くたくただ。
しかし、歩く足は軽快だ。
今日は給料日、自分にご褒美をもらう日だ。
六本木レストラン「コージーコーナー」に入った。
勿論一人、アフターに待ち合わせなど一度だってしたことはない。
そう、俺は恋人も友人もいないチョンガーの30歳。
きらびやかな店内はカップルで賑わっている。
「お一人ですか?」分かり切ったウエイトレスの一言が癇に障るが、今日は特別な日。
「ええ、一人です、禁煙席にお願いします」
六本木交差点が見える角の席に座った。
「いつもの」と、言いたいけど、月に一度しか来ない店、知るはずもないか。
「サバランとホットコーヒーでよろしいですか?」
ウエイトレスはちょっとはにかむように小声で言った。
「え?!!」俺はウエイトレスの顔を始めて見た。
恥ずかしそうに眼をそらす、「はい、お願いします」と、言った。
町はきらきらと輝いて、俺の心が温まった。
しかし、歩く足は軽快だ。
今日は給料日、自分にご褒美をもらう日だ。
六本木レストラン「コージーコーナー」に入った。
勿論一人、アフターに待ち合わせなど一度だってしたことはない。
そう、俺は恋人も友人もいないチョンガーの30歳。
きらびやかな店内はカップルで賑わっている。
「お一人ですか?」分かり切ったウエイトレスの一言が癇に障るが、今日は特別な日。
「ええ、一人です、禁煙席にお願いします」
六本木交差点が見える角の席に座った。
「いつもの」と、言いたいけど、月に一度しか来ない店、知るはずもないか。
「サバランとホットコーヒーでよろしいですか?」
ウエイトレスはちょっとはにかむように小声で言った。
「え?!!」俺はウエイトレスの顔を始めて見た。
恥ずかしそうに眼をそらす、「はい、お願いします」と、言った。
町はきらきらと輝いて、俺の心が温まった。
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