介護食といえば、『刻み食』や『ミキサー食』、『トロミ食』など調理法は色々あります。
一番いいのは、食材の形が残るように時間をかけた『煮込み食』だと思うんです。
でも時間に余裕が無かったり、コンロのそばから離れられなかったりで、煮込み調理はたいへんです。
保温容器の鍋とかも色々ありますが、やはり軽く沸騰した状態で煮込んだほうが柔らかくなって美味しいですよねぇ。
1年の半分はストーブのお世話になる我が家では、やはり『ペレットストーブのオーブン』が重宝です。
オーブンの温度はだいたい170℃で一定なので、鉄鍋を放りこんでおけば『クツクツ』煮込んでくれるし、パンも焼けるし、プリンも出来るし、茶碗蒸しもスが入らないし、使い慣れれば結構いい線いきます。
ただし・・・オーブンの庫内のサイズが小さいのが難点かなぁ・・・。まあ鉄鍋が入れば、4人分の調理には事欠きませんが。
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ということで、今日の煮込みメニューは『ひじきと大豆・ちくわ・油揚げの煮物』でした。
ひじき50g、ニンジン1本、大豆缶1缶、ちくわ1本、油揚げ大1枚。それぞれ食べやすく切って少々の油で炒めます。出汁400cc、砂糖大匙3、酒100cc、醤油60ccとともに鉄鍋に入れて落し蓋をします。鉄蓋をしてオーブンへ入れて軽く1時間煮込みます。
ひじきも歯ぐきでかじれるくらい柔らかくなります。醤油が少なめですが、煮込んでいるうちに丁度良くなります。足りないときには足してくださいな・・・。
これだけの量を煮ると、もちろん4人では食べきれないので、残った物はチルドにして後日使いまわすのさ!・・・コロッケの具にしょうかな。
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ペレットストーブでもオーブンではなく鍋等を上に置くタイプもいいですよねぇ。やかんが置けるのは羨ましいです。
薪ストーブのクッキングストーブってぇのにもあこがれます。
普通のストーブでも、お湯を沸かしたりお餅を焼いたりできますよねぇ。
それぞれストーブの利点を生かした調理で、省エネ『介護食』を作りましょう。
明日は『ペレ・パン』を焼きます!