訪問看護ステーションジョジョ(株式会社THS&EK)のご案内

ジョジョは医療ニーズの高い人の訪問看護、療養通所(デイ)老人ホームをしています

母との会話

2015-08-19 07:02:43 | 訪問看護
何時か死ぬ日がくるのか

96歳だと思っていたら98歳だった
認知症は無い
「迷惑ばかりかけてなんの役にも立たん者が生きていても・・・」と
何時も「早く死にたい」と話す

親なので遠慮は要らない、まだ元気だし

「必ず死ぬ日は来るよ
待っていなくても死ぬからさ・・・」

「父ちゃん今年も迎えに来てくれなかった。
いい加減迎えに来れば良いがに」

「そんなに仲、良かった訳じゃ無いやろ、
迎えになんか来ん来ん・・・」と言うと笑っている

「へー、もう98なんけ。そんならもうすぐ100やぜ
そのうち嫌でも必ず死ぬが・・・折角やから100まで(生きて)おられ。
役に立ってない人は誰もおらんよ
あんただって、すごい役に立っているがよ
ディの人たちの生活費になっているがー
私はお客さんに感謝してるぜ
ありがたいと思うから感謝の言葉しか出んわ
だからいくつになっても
〇〇さんと下の名前で呼ぶんだよ
あんたもディで〇〇ちゃんと呼ばれているんやろ
あんたのディの人も、きっとありがたいと思ってくれてるわ
ケアマネさんもあんたらがおらんと仕事無いが
そのうち私もいれてもらおうかしら(訪問看護)
何でもいい事と悪い事は裏腹やからね
家の者に迷惑かけているかもしれないけど沢山の人の役に立っているんよ」と話すと
笑っていた。

本当に何度も骨折して「もう歩けない」と医者に言われながら復活
まあ支えがいるけど寝たきりでは無いので
折角なので100まで生きなさい
総理から表彰をもらってから逝ったらいいさ
多分まだ死にたくはないだろうし
正直、人は死んだ後も人の役に立っているんだよ