訪問看護ステーションジョジョ(株式会社THS&EK)のご案内

ジョジョは医療ニーズの高い人の訪問看護、療養通所(デイ)老人ホームをしています

ボヤキ・・・

2017-05-03 13:04:01 | 訪問看護
訪問看護とは

その人の住居に訪問して行う看護である
したがって
いけない場所が多々あるのである

最近はグループホームやディサービスなど
契約して訪問する事も出来るようになって来ているが
いわゆる高齢者の訪問看護で
高齢者は多数の要望があるから進んでいるけど

少数派の障害児の訪問看護は
まだまだ理解が少ないように思う
医療処置があっても学校には訪問看護は出来ない
通常の学校では医療処置が出来る人がいないのだろう
どうしても養護学校になる

私がまだサラリーマンNsの時
気管切開で咽にチューブが入っている子供が幼稚園、小学校へ行く頃
親御さんは養護学校ではなく
通常の幼稚園、学校を希望し頑張られた
中々受け入れてもらえず
親が1日中付き添う事で通常の幼稚園、小学校へ入学された事例があった
それでも通常の校区では無かったと記憶している
小学校は校区と言うものがあり他の校区に行くには住所変更等必要であった
大変な苦労をされているのを診察に来られている時、聞いていた
まだ訪問看護と言う制度が無い時だったと思うが
訪問看護が介入出来ればそんなに苦労はなかったのに・・・と思うのである

しかし20年以上前の事、その当時受け入れられた幼稚園、小学校の責任者には感動する
正直、今でも難しいのではないかと思う

今、訪問看護と言う制度があっても
学校など行くには訪問看護は保険が利かない

高山の訪問看護ステーションでは独自に交渉し
10年かかったとの事だが
県かなあ市かなあ・・・が補助して
訪問看護のお金を出してくれるようになって
医療処置のある子どもの学校への訪問が出来るようになった

私も依頼が無ければ動けないが
今、超重症児の訪問に関わる事になって
先日、医療関係者から学校への訪問は出来るかと聞かれて交渉の口火を切った
高山の前例があるから10年もかからないと思っているが
何事にも良い事には時間がかかるし
本当に必要なところに中々補助金は出ないと思う
これは良い事なので
○○議員に口をきいてもらえば良いのかもしれないが
私はコネは嫌いなので・・・困ったもんだ
10年かかると私は、もう役に立たないし
早めの勝負がしたいけど

医療関係者の「行ってもらえん?・・・」では弱いので
実際に必要な人たちの切実な声があれば
もっと強く訴える事が出来るのですけどね

ブツブツぼやきでした