上達したい方のための水墨画教室

水墨画の奥深い魅力と沈和年先生による本格的水墨画指導の様子や教室会員さん達の学習の成果を紹介していきます

臨画から創作へステップアップする方法

2013-12-17 | お手本と描き方のポイント
 
 水墨画を習い始めて暫くすると、お手本の臨画はなんとか描けるけどオリジナルの作品づくりをしようとするとなかなか上手くいかないしどうしたら良いか解らないと思った事はありませんか?

 オリジナル作品づくりへつながる方法の一つを今月のお手本の風景画を使って沈和年先生に教えていただきました。




まずはお手本をよく観察しながら臨画を一枚してみます。
描き方の基本等を確認したりポイントについて沈先生にアドバイスをいただいたりします。











その後で各自が構図を少しアレンジしたものを描いてみます。










 木立を大きくして色彩をプラスした坂本由朗さんのアレンジ作品。














 手前に川の流れ、奥に遠くの山並みを加えた相京博幸さんのアレンジ作品。


 




 臨画したものを活かし、構図や技法の一部をアレンジしてみることで今後のオリジナルな作品づくりにつなげていけるという事を学びました。

 今回教えていただいた方法を使って、花鳥画や山水画にも応用して作品づくりをしてみたいと思います。

 一枚のお手本から何通りのアレンジを考えることができるか挑戦してみるのも面白いと思います。




制作の秘密

2013-12-14 | 四日市教室
坂本由朗さんの描いている途中のまだ湿っている状態の山水です。





坂本さんは毎月とても多作なのでどんなペースで描いているのだろうと思っていたのですが、ついに多作の秘密がわかりました。



それは絵の乾き待ちを利用して数枚を同時に制作する方法でした。

考えてみれば日本画や油絵等時間のかかる制作の時にはよくする方法ですよね。
水墨画は精神集中して短時間でいっきに画きあげるイメージがあるので私は数点を同時に制作しようと思った事が無かったのでなるほどと思いました。
知ってしまえばあたりまえの事かもしれませんが、隣に座らなかったらずっと気付かずに私は過ごしていったかもと思うと、やっぱり他のひとのやり方を見るのはとても大切で勉強になるなと思いました。

シクラメン

2013-12-01 | 四日市教室
 



 今日から12月ですね。クリスマスシーズンらしく相京博幸さんのシクラメンをUPさせていただきました。
鮮やかな色がシクラメンらしく華やかでかわいらしいですね。
 
 この時期は出掛け先でもたくさん目にすることができるので私もチャレンジしてみたいなあと思います。

 冬が来ると一度は描いてみたい素敵な画題です。


 

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