上達したい方のための水墨画教室

水墨画の奥深い魅力と沈和年先生による本格的水墨画指導の様子や教室会員さん達の学習の成果を紹介していきます

4月 勉強会

2024-04-20 | 教室の様子
今年の桜は咲くのが遅く散るのが早かったですね。 満開と同時に散っていました🌸
一年の一度の桜の季節をもう少し楽しみたかったです・・・また来年を楽しみにしましょ😊

今月は坂本さんの篆刻仲間のお一人が教室に加わって共に描く事が出来ました。




山崎さんの教室での初絵です😊✨
坂本さんが少し手を加えていましたが、初めてでここまでの梅が描けるとはセンスが良いです✨
きっと続けて描いていくうちに自分のものにされて、篆刻に書から絵までと幅が広がって楽しみが増えますね😊
これからが楽しみです🌸 







平野さんが山の風景を描いて来たのですが、まだ描きかけで、山の形が単調なので形を崩した方が良い、松の木も節がもう少しあって太くした方が良いなどと意見を出しあって、描き加えたものが次の絵です⛰️



山の稜線がリズミカルになりましたね⛰️
松にも生命力が出てきました✨
ちょっとした事で絵の雰囲気が変わります。
自分だけでは分かりにくい事も、他の方に見て貰うと見えてくる事があります、こう言うのが教室のありがたい所ですね。









坂本さんが山の風景を見て、沈先生の幽玄シリーズの山の描き方を目の前で見せてくれました。 この描き方は水と墨と空間を良く理解していないと訳の分からない絵になるのですが、さすが坂本さん👍
一瞬にして美しい景色を作り出します⛰️
はっきり描かず観る者に委ねるような絵は見ていて力が入らず、観ている人を疲れさせません。





水谷さんが今回は一生懸命雀を練習していました😆 初め雀の色が薄く、何だか上手く行かない感じでしたが、顔彩が良くなかっただけで、色を貸したらすぐに上手に描かれていました。 道具が原因な事もあるものです、上手く行かない時は使っている物がその絵にあっているのか見直すといいかもしれません。




まだ乾いていませんが柳に鳥、柳が何気に難しいと水谷さんはおっしゃってましたが、とても良い感じに描けていると思います。
この薄グリーンが乾くとどこまでの表情になるのでしょう?出来上がりが楽しみです🍃




楢木さんが菖蒲を描いていたのですが、最近本当に腕をあげてきました👏👏👏
菖蒲は三墨の点を引っ張った花びらに、筆の水分を少なめにした直筆など、基本的な要素が詰まっています。
花びらの水分量と葉の水分量を変える事で質感に変化が出ます。墨だけで美しく描くのは繊細さが必要ですね☝️









今回も坂本さんはパワー全開で描かれて来ています!!😆
人一倍探究心があるので絵もパワフルです🌪️
空間の取り方や色の使い方など参考にしたいと思います✨
ふと思ったのですが、こんなに早く沢山絵が描ける秘訣はなんでしょう?今度聞いてみたいと思います。




河原さんがお庭に咲いていた椿を持ってきてくれました。
これを見ながら椿を描いてみたのですが・・・

この有様です😅 
色は最小限にして描いて見たかったのですが、花の存在感がまったく無く結局色を付けて見ましたが・・・
この白の中に赤い線が入るような椿は、色紙などに、一、二輪を主役にドンと描くのが良さそうです。 自分の技術の出来る出来ないをしれました💦何事も勉強です。




描きかけの葡萄です。
墨にに膠を入れて、乾きかけの時に水をふり虫食いや葉の様子を出していきます。
墨が広がり過ぎたので、これはドライヤーなどで色の広がりを止めながら、また挑戦したいと思います。















美しい椿を持ってきてくれた河原さんの絵です。 どれも完成度が高いですね✨
お庭も綺麗なら絵のまとめ方も綺麗。
人柄が出るものです☺️
河原さんはお城のおばあちゃんこと、十河博子さんとお友達と言う事で、絵葉書と新聞の記事を持って来てくれました。



香川県の丸亀城で絵を描いてご縁のあった方に絵葉書をあげているそうです。
絵葉書を見せて頂きましたが、人生を生き抜いてこられた方の言葉はどれも心に沁みます。
現在は88歳とお聞きしました。回数は減ったようですがまだまだお元気に描いていらっしゃるようです。
この様な年齢の重ね方、憧れます💓
私もこんな風に描いてみたいものです☺️
良いものを見せて頂きました。



来月も第三月曜日
なやプラザで開催します🎨

楽しく笑いあいながら勉強していきたいと思います、よろしくお願いいたします🩷





























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