口承文芸を初めて活字化した沖縄のおばあちゃんの物語を、もう一度練り直し。別な言葉で書き換えるのなら、それはあるひとつの時代の中で、現実と理想の狭間で呻吟しながら生きた女性の物語でもある。人はパンのみに生きるに非ず。しかし、そのパンさえ手に入らなければ、さて人はどうするか?
もうひとつ。オリンピックを2年後に控えている中国にとって、今年2006年という年は、ある種の決断を迫られるに違いない。それは、台湾の独立問題が正念場を迎えるからだ。台湾では年内に憲法改正が行われる。その狙いは、ズバリ台湾の独立を視野に入れた改正である。
北京オリンピックを「人質」に台湾は賭に出た、といってもいい。北京政府が常々公言してきたことは「独立を視野に入れた憲法の改正は許さない。その場合には武力を用いてでも防ぐ」。
しかし、中国は武力制圧ができるのだろうか。そんなことになったら、モスクワ・オリンピックの二の舞である。ということで、北京オリンピックを機に国際社会に打って出たい中国としては、台湾の憲法改正にどう出るのか・・・。
想像を含めながら、北京政府にとってのオリンピックの効用を考える。
夜は結局、日本対ブルガリアのサッカー戦を見てしまった。敗北。ジーコ・ジャパンは詰めが甘い、のひとこと。本番は大丈夫なのかな、ちょっと心配になってきた。
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