ひきこもりの日常

現在、きまぐれ不定期です。

エネルギー効率とひきこもり

2005-12-08 22:44:24 | Weblog
きちんとひきこもれば、車を使わない生活だ。
田舎では一人に一台が当たり前のようで、私の家の近くにもそんなような家庭はあるけれども、関西都市近郊に住んでいる私の場合はそこまで車社会ではないようだ。多いようだけれど。
京都議定書にも優しいひきこもり。これは地球環境に貢献している。

きちんとひきこもれば携帯電話も要らない。
私は携帯電話を持ったことが無い。旅行などをするとすれば今は公衆電話がないので、数年前に旅行をした時に困って地元の人に携帯電話を借りたことがあるけれども、今はきちんと引きこもっているので携帯電話は必要ない。
携帯電話の電話代が公衆電話の6倍くらいするのに、よくかけられるものだと思う。

こんな地球に優しいひきこもり。
それをひきこもりも大量消費、大量廃棄の消費者の仲間入りにさせようと、ひきこもりから脱出しようと還元を弄しようとするのだろうか?

きちんとこんなことまで考えて、ひきこもり支援団体は支援するのだろうか?
まあ行動の方が言葉よりもはるかに難しいが、
それでもペットショップで売られている犬みたいにはなりたくは無い。

寒くなって、ますます引きこもれる自信がある

2005-12-07 21:13:24 | Weblog
風とともに、ひきこもりは去りぬ。

3年前ほどにも、これからひきこもりを止める方が大変だと思っていた。
ひきこもる方が快適だ。

親が生きている間は、お金のことを気にする必要がまず無い。
だって、買い物に殆ど行かないし、買おうと思わないもの。
服は同じものを着るだけで十分。私の信条は『もったいない』。

悪い消費者の見本だ。ご利用はちっとも計画的でない。だって計画しなくても生きていけるもの。お金のことを考えなくても良い。これはtop of the world ではないだろうか? 子供がもっともなりたい職業が大工。大工も良いと思うが、コスト切り詰め無しでは宮大工でも無い限り、絶えずお金が付き纏う。

ひきこもりから脱出しようと考えると、ますます嫌になる。
いかにひきこもりの生活をしようと考える方が、ある種充実した孤独を感じる方が、
この真冬を乗り切れそうだ。

でも春には種を蒔かない畑です。いつまで経っても芽が出ない。
ネイティブ・アメリカンがニューヨークのマンハッタンを売ったお金を銀行に預けておけば、今のマンハッタンがそのまま買えるくらいの金になったようだ。
やはり人間より金だな、とそんな考えをするくらいなら、ひきこもりの方が良い。

栃木女児殺害事件

2005-12-06 21:00:40 | Weblog
ひきこもりは家から殆ど出ないので余り関係がないけれども、
いつものように独断と偏見で言えば、
一般的にひきこもりの人は話題が余りなくつまらない代わりに
おおっぴらに悪いこともあまりする人もいないように思います。

家庭内暴力をする過激派のひきこもりの人ももちろんいるでしょうが。
ともかく痛々しい事件。



ひきこもりに関する情報源・・・ネタではなく

2005-12-04 08:20:36 | Weblog
ひきこもりに対する実際の情報は、驚くほど少ないように思える。
ネットでひきこもり支援者、そのひきこもりの掛け合い(ネタでなく、またどちらか一方では独白に陥る可能性が高い。このブログのように。)のブログでもあれば少しは分かってくると思うが。

言葉より行動

2005-12-03 21:15:37 | Weblog
誰もが評論家になるのは、行動するよりも簡単ですが、
さあ働け、としか選択肢がないのでは、辛いものです。

根性でlabor(労働)に適応しよう、生活のために、
と追い詰められるとひきこもりでも生きようとすればするのでしょうが、
でも
そんなありきたりな誰もが考えることは、例えばNHKひきこもりサポートでも
疑問形で提示されていることですね。

まずは、実績がない団体にはひきこもり対策予算は降りる(融資?)されないだろうし、そのひきこもり支援団体は個々の団体によって目標は差異があるでしょうが、
一体おおまかに言うと、ひきこもりをどのように生長するのが目標なのでしょうね?

引きこもりにも暴れだしたら止まらない家庭内暴力過激派などもいて、
なかなか一筋縄では解決はできないでしょうけれど
(マスコミで取り上げられている美談ばかりではないでしょうけれども)、
家から出したら終い、
でもそれはひきこもり対策としては完結してしまいそうです。

一般的なひきこもりの目標

2005-12-02 21:53:43 | Weblog
ひきこもりがパソコンでウダウダと書き込んでいても、体を動かして体験し何か型を身につけるわけではありませんし、別に本を読んで新しい思考の糧にすることも特にないですし、循環思考に陥るのがオチでしょうね。このブログのように。

ひきこもりから脱却した、そういう美談が成立すれば最終的には広報的にはひきこもり支援者は良いわけでしょう。
ひきこもりの当事者もまた、今まで一般人になろうとしてなかなかなれない、言い方はポリティカルコレクトネスでないのは承知していただければ『トロい』というコンプレックスを自他共に暗黙の了解で感じているのならば、ひきこもりが目指すのはこういう目標ではないでしょうか。

ともかく学校卒業資格を取る、雇用される、そして田舎ならばましてや女性ならばプレッシャーが大きいのでしょうが結婚。
なんら一般人と変わることのないレールですね。ただ速度が遅い、不器用だけなのかもしれませんが、他に違いは思いつきますか?

ステレオタイプから開放されて・・・ひきこもりになって

2005-12-01 23:21:39 | Weblog
ただ単に反対意見を言っているだけでは、どうにもなりませんね。
反対意見でも聞いてくれる人がいると、違ってくるかも知れませんが、
反対意見を言い続けている人に、さあ何かやれ、といきなり言われても
なかなかできるものではないと思います。
反対意見をいっているだけで、それだけで生活が出来る術があれば
別かもしれませんが。

ひきこもりの私がこの、誰か見ているか見ていないか分からないブログで、
挨拶だけ、天気の話題だけ、日刊紙からの引用だけ、
といった反対意見でない当たり障りのないことだけを書いていれば
話題は尽きないかも知れませんが、
でもそれは私自身でなくても出来ることですね。

ひきこもりの最大の悩みは、財産家でなければ勤め人のような定収入がない
ことにつきますが、これはどうあがいても私には(私自身)解決が出来ていません。
NEETからフリーターへの道、フリーターの中には労働意識が高い方もいらっしゃると思いますが、つまり非熟練者労働者を目指そうという気にはなれません。
そんなこと言っているのは、甘えだと言われればそれまでですが。

ひきこもりでもごく一部の滝本氏のような本が書けたりすると、逆にそれがブランドになったりもするとも思いますが、そうかといって難なく文化活動に上手くベクトルを進め世にでるのは容易くはありません。
それにかける時間はあるのでしょうが、国のひきこもり対策予算がそういった文化的な活動を推進しているとはどうも思えない。
ひきこもりのオーケストラなんか、下手でもあったら楽しいと思うのですが。

健康で文化的な生活、はたとえ引きこもりでなくても望むものでしょうね。